超人気ジャンプ漫画「呪術廻戦」19巻の見どころや感想・内容をネタバレありきで書きます
19巻をすでに読んでいる方や、ストーリーを知りたい方向けの内容になっているので、ぜひ最後まで見ていってください!
前巻(18巻)の見どころはこちら
「呪術廻戦」19巻のざっくりした内容(あらすじ)【ネタバレ】
- 節黒が麗美に騙され、レジィの元に
- 虎杖vs日車、日車の領域展開で法廷バトル
- 2回目とも虎杖が判決で有罪になる
- 日車の良心で停戦
- 日車の100点を使って、点を譲渡できるルール追加
- レジィ&その仲間vs伏黒スタート
- 冴えない芸人・高羽史彦と伏黒が共闘
- レジィと伏黒が体育館でタイマン
死滅回遊が本格的にスタートし、虎杖&伏黒のバトル巻でした
ちなみに、死滅回游とは、 偽夏油傑・羂索(けんじゃく)が始めたデスゲーム
総則(ルール)をまとめると、「結界内で敵プレイヤーを倒さないと死ぬ」です
それでは、見どころと感想に移ります!
ズバリここッ!「呪術廻戦」19巻の見どころ・感想【ネタバレ】
いや19巻面白すぎます!
ただただ純然たるバトル一色でしたし、The・呪術廻戦な巻だと感じました
2回目のルールの追加があったりと複雑化する死滅回遊編ですが、見どころを3つにしぼりました!
では1つ目から
虎杖vs日車の面白さ
あれ?虎杖頭良すぎない??
お前そんな頭脳派キャラクターだったっけ?というのはさておき、
「今ある情報で考えられること」から必死に裁判をくぐり抜けるのが1回目の裁判でした
これはリアルさがあり、めちゃくちゃ面白い
ですが! その後の迷いのない「あぁ、俺が殺した」という発言
ここが爆発的でしたね
頭脳トリック→信念
という部分で完璧な流れができています
読者としては何らか面白い頭脳戦をまた見たくなったり、頭脳戦が来るのではという予想をしていると思うんです
そこにズバンと刺す爆弾のひとこと
展開として完璧すぎました
面白さを超えてくるのが呪術廻戦クオリティで、筆者はとても好きな一戦です
人情と論理のバランスが凄まじく良いですね!
また、日車は戦意を喪失して、虎杖に協力的になったにもかかわらず、
「君といると益々自分を嫌いになりそうだ」
と、吐き捨てるように言います
これも、ほんとうまいですよね
良い終わり方するかなと思いきや、遺恨の残る終わり方
日車は正義を貫き通してきて、絶望したからこそ、虎杖のストイックで圧倒的な善に圧倒されたんだと思います
あえてハッピーに終わらせないことで、日車の深みやリアルな人間性、感情を感じ取ることができますね!
領域展開の仕組みがまた明らかに!
領域展開、もうサラッとしてきますね笑
これまでにも様々な種類が出てきた領域展開ですが、「必中」と「必殺」を分けるという考え方は初でした
領域展開に関して分かったのは、
- 必中のみだと必中必殺に比べてかなり簡単に発動できる
- 昔はスタンダードな技術だった
- 必中効果は無効化する手段が割とある
- 必中すらナシで術式性能を上げるだけにも使える
ココらへんですね
伏黒vsレジィ、虎杖vs日車も領域展開同士のバトルではなく、一方的な領域展開のバトル
日車の領域展開のシステムも頭を使うもので暴力禁止という新しさがありました
日車戦は虎杖の表情も含めて、マジでめちゃくちゃ面白かったです笑
もちろん、伏黒2回目の領域展開・嵌合暗翳庭もオニのように熱い展開です
58話から使われなかったので、100話越しの領域展開ですね
これには筆者もどうなるんだ?というワクワク感が半端なかった!
みんな頭良すぎ!「情報」の戦い
- 相手の領域展開の能力はなにか
- 抜け穴はどこか(どこにデメリットがあるか)
- どこで戦うか
- どう敵の情報を得るか
などなど、論理的な戦い方からは、呪術廻戦そのものを見せられました
呪術廻戦は、「俺の能力はコレだ!」という漫画あるあるの自分が不利にしかならない情報開示にも術式の底上げという理由付けをするほど本格バトルですからね
これぞハンターハンター呪術廻戦ですね!
ココらへんの細かさは芥見先生のオナニーでもあり、呪術廻戦スゲー要素でもあります
何を知っていて、何を知らないかという話のつくりはめちゃくちゃ思考回数重ねているんだろうなあと強く感じます!
伏黒の冷静で残酷な側面も見れて、「呪術廻戦はこれだ!」と思いました笑
面白かったです!
まとめ:「呪術廻戦」19巻の感想・内容(あらすじ)【ネタバレ注意】
以上、「呪術廻戦」19巻の内容・感想でした
バトルバトルしまくっていて、とてもハデに面白かった巻だったと思います
18巻から続いた日車ストーリーも面白かったし、また味方サイドで日車は来るかもしれませんね!
ではまた
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