「ファイアパンチ」「チェンソーマン」 の作者である藤本タツキ先生の天才(変人?)ぶりがわかる面白いエピソードを、インタビュー中心にまとめました
藤本タツキさんの情報は意外にたくさんの記事に分散されていて、まとめられていなかったので、
逸話を中心にこれ読んどけば先生のことはだいたいつかめるという記事にしています!
様々なサイトから収集しまくって厳選しました
実は、ジャンプ+の超人気漫画である「地獄楽」や「スパイファミリー」「ダンダダン」作者も藤本タツキ先生のアシスタントでした
「地獄楽」の賀来ゆうじ先生とは対談もあって、忘年会とかもやってるほど仲が良いんです
ちなみに、賀来先生いわく、藤本タツキ先生の普段の口調はほぼデンジで、
「俺はよぉ、そのためだったらよぉ」などの喋り方をしているそう
それでは、エピソードに移りたいと思います
天才・藤本タツキ先生の面白い逸話・エピソード厳選まとめ【チェンソーマン・ファイアパンチ作者】
藤本タツキの面白いエピソードまとめ
これはキャプテンアメリカです。 pic.twitter.com/tSNXmHv6JZ
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) December 10, 2020
- 幼いころからよく絵を描いていた。中学生のころ、頭の中で雑誌を作って、そこに自分のマンガを7本くらい連載していた
- 頭の中の連載が最終回を迎えたときに、自分で感動して涙が出そうになったこともあった
- 美大に通っていた頃、自分の自転車が逆さまにひっくり返されるという事件があり、実行犯の女学生から「お前の自転車をひっくり返してやったぞハハハ!」と言われて幸せを感じた事がある
その後続けて、「僕はMで、高圧的で理不尽な女性が好き」と述べている
→そこから「ファイアパンチ」のトガタ、「チェンソーマン」のマキマやパワーのような強く魅力的な女性キャラが生まれた
ドM力が高すぎる…
- デビュー前は「漫画家になるか死ぬか」という覚悟でもって漫画家を目指しており、アルバイトをする代わりに読み切りを描いた賞金で奨学金を返し、家賃や生活費を工面していた
- 大学時代は自分より絵が上手い人に対して「4年間でこいつらより上手くならなければ俺はもうこいつらを殺す」という覚悟で絵を練習していた
- ネット上で人気投票をふざけたキャラにみんなで入れて荒らす運動に参加していた
→ポケモンの公式投票では「コイル」に入れ、イナズマイレブンでは「五条」や「飛行機」に投票した
→「チェンソーマン」の人気投票でコベニちゃんの車がランクインしたとき、昔のおふざけが返ってきたのだと感じ、切なくもどこか嬉しい気持ちになる
- 海外インタビューで「チェンソーマンをR18カテゴリーでいいのでアベンジャーズに出してください!!」と答える
- 短編集の発売をずっと反対していた理由は「コメントと表紙がめんどくさいから」
藤本タツキと担当編集者・林士平さんとの話
- 林「一度藤本先生が日々ボツを重ねている時に、会って打合せがしたいと思い、一泊で上京してきてもらった時があった。
そこで直接会った時に「連載が終了しました」と言ってきた。
何事かと思って聞くと、藤本先生は普段から5本くらいの作品を“頭の中だけで”連載しているんだと。
その内の一本が、コミックス15巻くらいの量で完結したと言っていた」 - 1週間に2~3作、多いときはそれこそ毎日、新しいネームを描いて見せてきていた
- 「ながやま こはる」というツイッターアカウントを編集者に黙って勝手に作り、本人しか知らない漫画の情報を流す
→林氏が訴えようと思っていたら藤本タツキ本人によるものだと発覚し、普段とても冷静な林氏がひどく混乱する
知ってる方も多いと思いますが、こちらがそのツイッターアカウント
ご飯についての有益なツイートが多めです笑(たまにイラストも)
担当の天才編集者である林士平氏についてはこちらで詳しくまとめています
藤本タツキ史上1番面白いインタビュー
「庭には、二羽ニワトリがいた。」という17歳のときに描いた読切を振り返るインタビューの特に気になった部分を抜粋しました
Q. 原稿を描き始めた時、完成した時、投稿した時の気持ちを教えて下さい
A. 原稿料がほしいと思いました
Q. 今読まれてみての感想をお聞かせください
A. 面白くないんじゃないでしょうか
Q. 17歳の自分はどんな人だったと思いますか?また、どんな日々を送っていましたか?
A. ずっとお腹を空かせてました
Q. 漫画家としてデビューするための目標設定は?
A. 大学卒業までにデビューしなかったら死ぬ
Q. 当時の自分に言ってあげたいことは?
A. 拾ったものを食べるな
↓インタビュー全文
「心境に変化があったように見える」笑笑
本当に貧乏で、それでもめちゃくちゃ作品を描いてたことがわかるエピソードたちでした
デンジを筆頭に貧困に苦しむ人々を描くことが多いのは、実体験ということがわかってえぐさが倍増してきますね
むちゃ無愛想な感じがイチローや本田圭佑のインタビューのようです
藤本タツキについて調べて特に感じたのは
- 映画と漫画を膨大な数吸収している
- 怒りや悲しい気持ちを漫画にぶつける
漫画内にも映画や他作品のオマージュが存在していて、ファイアパンチもアンパンマンから着想を得たというエピソードもあります
ちなみに、「浮遊する俺」という意味不明な動画(ニコニコ)で素顔も一応出しているので、見たい方はこちらからどうどうぞ
唯一のメディア露出です↑
藤本タツキ先生について筆者が語ったこちらの記事です
藤本タツキ先生の爆発的な才能が見て取れる「ファイアパンチ」
藤本タツキ先生の2作品についてはこちらで魅力をレビューしています
【まとめ】天才漫画家・藤本タツキ先生の面白い逸話・エピソード【インタビューより抜粋】
以上、筆者が好きな漫画家である藤本タツキ先生の個人的に面白いと思った逸話・エピソードでした
漫画を書くことに対する圧倒的な熱や尖った性格が垣間見えるエピソードだったと思います
グロテスクで理不尽の極みのような異端マンガ「チェンソーマン」がTVアニメ化するほど人気となったのは、藤本タツキ先生の天才性あってのことですね!
漫画とアニメが見放題!当ブログおすすめの「U-NEXT」31日間無料キャンペーンはこちら※約1分で登録できて解約も簡単です
藤本タツキ先生がパクったと言う怪作「ドロヘドロ」
「ドロヘドロ」林田球先生についてはこちら
世界最高の漫画家である尾田栄一郎先生について
天才系の漫画が好きな方はこれもおすすめ!
コメント
凡人ていうか痛いオタ芸がキショイ
え、チー牛じゃん😳
さすがのタツキでも、あなたみたいなネトウヨアスペガイジにそんなこと言われたら傷つきますよ。言動は慎んでください。