「映像研には手を出すな!」6巻の感想・考察をネタバレありで紹介します
いやー、6巻もめちゃくちゃ面白かったです!
言いたいことがたくさんありますが、シュバッとまとめるので、ぜひ最後まで見ていってください〜
では、6巻の簡単なあらすじから
「映像研には手を出すな!」6巻のざっくりとした内容(ネタバレ)
38話から44話までが収録された6巻の内容としては、
- 時計塔の映画が上映
- 次回作は最初につくったマチェットの本編に決定!
- アニメにキャラがたくさん出てくるので声優選び
- 7色の声を操る天才・サクラダ(中学生)を見つけ、捕まえる
というものでした
細かい!オタク!それが面白い!「映像研には手を出すな」6巻の感想・考察(ネタバレ注意)
5巻は上映会を始めるところで終わり、長く映像について話が展開するのかと思っていたら、2ページでさらっといきました
アニ研はヤバいところだったんですね
ガサ入れ、生徒会は突撃しすぎです笑
ここからは、細かくも面白いシーンを抜いていきます
アングルで魅せる!
「映像研には手を出すな!」はアニメをつくる話というだけあって、アングルや構図が素晴らしいマンガです
6巻で筆者が1番良いなと思ったのはここ!
アニメ的な動きで、珍しく真面目な浅草氏が表現されてると思ったらたぬき!
顔の角度といい、緩急がスゴイと感じました
どんどんいきます
綿密に考えられたテストの点数
クオリティの高さから忘れてしまいますが、彼女たちは高校生
テストがありました
これも面白いんですよ
スマホが3つ並んでいて、追試の浅草氏は真ん中というのはわかりやすいですが、問題は後の二人
どっちがどっちなんだ、と一瞬思ってしまいます
が、左上を見るとメガネ!つまり左側は金森氏、右側はツバメっちというわけですね
ここらへんも細かくてステキ
もちろん、金森氏らしい「おい」と水崎っぽい「ん?」の場所でもわかります
んで、肝心の点数
浅草氏はアニメの脚本や背景画に必要な地学・生物・現代文が100点
水崎氏は、全体的に良いことから育ちや地頭の良さを感じさせ、英語が100点
金森氏は経済系の科目を取っていますが、ほぼ30点と低めです
科目がそれぞれの「得意」を表すのなら、「ビジネス基礎」は金森氏にとってイージーなように思えます
浅草、水崎の100点の流れから言うと金森氏も100点でいいですよね
そこを許さないのは作者・大童先生のひねくれ魂!
学校のテストでは測れない金森氏のビジネス力・プロデュース力ということでしょう
30点という追試ギリギリな部分も、ムダなことは最小限でやり、効率を求める金森氏らしい点数です
ほんと、この漫画は綿密に考えられているなと感じますね!
部活多すぎっ
429の部活があり、
- 炭水化物革命研
- ノコギリ卓球部
- ノイエ・ドイチェ・ヘァテ研究部
など遊び心100%の意味不明な部活がありますが、声優系の部活だけで5つあるとは!
部活多すぎます
名前・伏線回収がオモシロすぎる
ギャグ的にですが、書紀のさかき・ソワンデから「映像研には手を出すな」を聞けたのは嬉しかったです
さらっと面白いですね笑
あと、サクラダの「百つ子か!?」発言
「百目鬼」という名前の回収をしてきました笑
100の目があるくらい耳が良い百目鬼氏、視覚と聴覚でサンドイッチな感覚です(意味不明)
究極のオタク感を感じさせる百目鬼のチート化には驚きました笑
んで、金森氏のセリフ
「貴様のちんけな常識とやらがここで通用すると思うな井戸ガエル」
ウマいなあと思わされました
カエルのように井戸を連想させるマンホールから出てきたサクラダに対しての一言ですね
スゴイです
最後はオチへの伏線だった文才
1万字の反省文を書くことは意外と苦痛じゃなかったのかもしれません
ちなみに、筆者はさかき・ソワンデ推しなので、最後のコマで猫が好きが判明してカワイイなと思いました
1コマで見えただけでも2匹、もっと飼っている可能性もありますね!
言葉の使い方がオモシロすぎる
「映像研には手を出すな!」の特徴ですが、やっぱり言葉遣いが面白かったです
浅草氏の江戸っ子口調だけでなく、金森氏の言語化能力やツバメっちの直感的な言葉もこれまでと同様に独特なワードセンス
一つ、面白いなと思ったところがあったのでそこを切り抜きます
「するのか?」を言い直して「するんですか?」
これは、映像研のメンバーに対して「尊敬」が混ざってきたからだと思われます
一緒にいるおかげで、それまでのイメージが徐々に変わっていく「変化」を表現したのではないでしょうか
浅草氏のニンジャ装備の設定画のように「描きたいだけだろ!」と思うシーンもありましたが、それもこれも「映像研には手を出すな!」の魅力
6巻も面白かった!
まとめ:「映像研には手を出すな!」6巻の感想・考察(ネタバレあり)
以上、「映像研には手を出すな!」6巻でした
まだまだ発見できていない部分もあるのですが、読み返すごとに「面白い」が増えていくのはこの漫画のスゲエところです
オタクの凄さ、探求とのめり込みの面白さを感じるマンガですね!
全体の魅力について語った記事はこちら
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