ストーリーは漫画を面白くさせていますが、お金の知識を学びたい、投資についてだけ知りたい人にはちょっと邪魔なのも事実!
そこで、知識的な重要ポイントを絞って要約しました
前の巻はこちらから
この記事を読めば、
作者はドラゴン桜で有名な三田紀房さん
こちらで総合的なレビューをしているので、合わせてどうぞ
筆者も株をやっていて知識は少しありますが、全巻通して学ぶことは多かった!
筆者としては、特に投資をしている人に見てほしいです!
経済漫画「インベスターZ」20巻の重要ポイント要約【ネタバレ】
市場こそが至上
企業を見るとき、最もわかりやすい指標が時価総額=企業の値段
金額が高いほど良い会社
経営方針や経営基盤などでは基準がバラバラで「良い会社」を判断できないので、
市場に決めてもらうことが1番
市場に参加する全員の総意が株価
→市場で決まる時価総額がいい会社かどうかを決める唯一の基準
少し前のデータだが、日本は昔上位を独占していたのに、今は日本一位のトヨタでもトップ50にギリギリ入れるくらい、どう思いますか?
夢はなくていい
よく大人は子どもに「夢を持て、夢に向かって努力しろ、頑張れば必ず夢は叶う」と言う
しかし、それは大人にとって楽な常套句、誰もが納得の手抜き言葉にすぎない
自分の将来を今決めても世界はすぐ変わってしまう
→その時々、やれることを自分で考えてやっていけばいい
日本は資源の宝庫!?湯治場ルフロ【巻末インタビュー】
日本の「湯治」を世界の「TOJI」へ
そんな想いで湯治場サロン「LeFuro(ルフロ)」を運営している三田直樹さん
外資系の証券会社で働いていた彼は2011年5月、秋田県の玉川温泉で初めて湯治を体験したことをきっかけに、
「湯治はすごい日本の資源で、なんとかして海外に広められないだろうか」と考えるようになる
天然資源が乏しく、少子高齢化もあって海外から軽視されていた日本だが、火山国で各地に温泉があることを資源とみなして、輸出するという発想にワクワクしていた
そこで、会社員を続けながら、土日に湯治ビジネスを探る生活が始まる
ある日、大阪の人が書いた論文で温泉を含むシェール層から有名な国内の音声にも負けない圧倒的な成分を抽出して機械で精製する技術があることを知る
この成分を蒸気にして鼻と口、毛穴全てから取り込むという方法を試行錯誤の後、成功
その後、会社をやめて「LeFuro(ルフロ)」1号店を2012年にオープンする
海外での経験から、日本の良さを海外の人たちに知ってほしいと思うようになった
AIやIoTのようなバズワードじゃなくても、当たり前の足元を見直してみたらビジネスチャンスがあるかもしれない
「インベスターZ」20巻の感想
ストーリーがメイン!
日本企業上位500社から1つずつ企業を選んでいって時価総額が100兆円に近いほうが勝ちという、時価総額バトルが1対1で繰り広げられています
ほとんど知識的な部分はなく、楽しんで読ませてもらいました
時価総額って意外と面白くて、有名でも低かったり、無名でも高い企業が意外と上位を独占していたり、キーエンスがえげつなかったり笑
いろいろ調べてみると発見がありました。日本企業が上位に来ていないのは、やはり衰退の証拠と言えそうです。何かを変えなくては!
経済漫画「インベスターZ」20巻ネタバレ要約まとめ
以上、「インベスターZ」20巻でした
もう次巻でラストになりますが、ここまで読んでくれた方、もし1人でもいればありがとうございますとしか言いようがないです!
本当に日本人は楽天的なので、知らないということに対して無知で、それに気づかせてくれるいい漫画です。長くなりそうなので、いってらっしゃい!
次巻はラスト!なんと、あの伝説の投資家のインタビューも!

過去の巻は インベスターZから!
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