来ました、来ました「大ダーク」!
今回は、大ダークの面白い部分やら感想やらをネタバレなしでかんたんにレビューしていきたいと思います!
この漫画の作者・林田球先生は、あの18年続いた怪傑作「ドロヘドロ」を描いているお方
「ドロヘドロ」の世界観がもう、ドハマリしてしまったので大ダークを読んでみました!
筆者の最も好きな漫画の1つ「ドロヘドロ」については、こちらをご覧ください
どこが面白かったかなどを語るので、ゆる〜くお楽しみください!
HAYASHIDA節大炸裂!ダークファンタジーのフリしたコメディ漫画『大ダーク』【感想・評価レビュー】
「大ダーク」の簡単なあらすじ
あらすじとしては、
こんな感じです
「大ダーク」の魅力・スバラシサ
宇宙+コメディ+ダーク = ハヤシダーク
主人公「いぇーい。」
↑もうこの絵にこの作品のすべてが詰まっていると言っても過言ではないです!
- 宇宙を舞台にしたダークなSFファンタジー的世界観
- それと対称的に自由でお遊びなコメディ
この2つがスパゲティのように絡み合って混ざったのが、この「大ダーク」という漫画なんです
魅力は、このギャップあるチグハグで独特の世界観にあるといえましょう!
I have a dark♪ I have a comedy♪ Oh~, Dai Dark!!!♪
ドロヘドロを読んだことがない方には伝わりにくいかもしれませんが、
これは完全に林田ワールド、ハヤシダブシとでもいうもの
右を見ても左を見ても、前を向いても後ろを向いても林田先生でした
東京芸術大学美術学部卒でもちろん絵もうまい
アーティスティックで絵画的な世界観にも注目ですね
まず言っておくと、グロいです
ドクロ、人骨が作中には大量に登場しますし、「ハイ爆死」という簡単なノリで宇宙人が臓物を撒き散らしながら爆発してしまうシーンもあります
「狂気」と人々は言うでしょうが、このグロさをコメディに仕立て上げるのが林田先生の真骨頂
グロいのに、グロくない
そんな摩訶不思議な世界観をつくり出すのが巧い、というのはドロヘドロについて書いた記事でも言ってきました
宇宙なんだからこんなのこともあるでしょって思えてしまうのがミソです
もちろん、ドロヘドロは23巻と長いので「大ダーク」からの「ドロヘドロ」もおすすめ
ドロヘドロは謎の多さやダークな世界観が強かったりなので、大ダークの方がコメディ寄りですね
林田先生もインタビューで、
本当に軽く読める、ちょろちょろって読んでもらうのに適したマンガかなと。
「大ダーク」は本当にコメディだと思っています。
と語っています
最もダークなコメディ漫画と言っていいんじゃないですかね
ダークコメディという漫画ジャンルが出来ちゃいそうです
ダークジョークもありつつ、キャラクターが軽快にはしゃぐのがグッド!
高いクオリティのアンバランス感やギャップを楽しんでください♪
奇妙なり。キャラクターのクセ・謎
クセの強すぎる名前と性格を持つキャラクターたちは世界を思う存分楽しんでいて、常識の平衡感覚が狂わされます
主要キャラクターは、
- ザハ=サンコ
- アバキアン
- 死ま田=デス
- 一(はじめ)=ダメ丸
と、どれも一癖ある名前ばかり
地名といい、名前といい、ネーミングセンスはハマるものがあります
和室で十字架を掲げるような、日本語と英語が混在しているぐちゃぐちゃ感は健在ですね笑
また、みんなスペックが高すぎて強く、爽快な空気感で深い思考はいりません
道具の機能やできることなどはなんでもあり
謎を楽しむくらいの感覚で読める漫画ですね
てかほんと、林田先生はカタカナの使い方がウマい!
「大ダーク」を読めば、カタカナでLINE上の文字を打ちたくなってしまうこと間違いなしです笑
電子書籍じゃなくて紙の方を買うのがベスト
あ、あと「大ダーク」は電子書籍でなく、リアル漫画での購入をおすすめします!
理由は、
- 電子書籍だと巻末付録のクロスワードパズルで書き込めない(重要)
- プラスチックカバーの合わせ絵みたいなのがめっちゃイイ
- プラスチックの質感も良い
からです!
内容だけでなく、装丁も特殊
大ダークロスワードに関しては、おまけではありますが購読者はマストです
ぜひ楽しみましょう
まだそこまで巻もなくてスペースも取らないと思うので、電子書籍は避けるのが良いと思います!
ドロヘドロと大ダークについての共通点などを考察した記事はこちら▼
まとめ:HAYASHIDA節大炸裂!ダークファンタジーのフリしたコメディ漫画『大ダーク』【感想・評価レビュー】
以上、宇宙ダークファンタジー「大ダーク」の感想と魅力をごちゃ混ぜにしたレビューでした
コメディとダークの混在と個性あるキャラクターの暴れ具合がなんとも奇妙で魅入ってしまう作品
クセの強さは随一ですが、ハマる人は深い沼のようにズブズブと惹きつけられてしまう1作です
みなさんも、この特殊な林田ワールドを体験してみませんか?
ダークファンタジーのおすすめ漫画はこちらでまとめています
林田先生についてまとめた記事はこちら
「大ダーク」も入った最近おすすめの漫画はこちら▼
コメント