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【衝撃作】人類には早すぎた漫画「ファイアパンチ」がめちゃくちゃ面白い【評価レビュー&感想】

ファンタジー・SF
今回は、漫画好きに人気のダークファンタジー「ファイアパンチ」(全8巻)

あまりにも、あまりにも衝撃的な作品でした

もちろん面白いのですが、面白いを通り越していろんな意味で異次元の漫画です

「ファイアパンチ」が漫画好きなら人生で一度は絶対に読むべき漫画である理由を書いたので、買う際などの参考になれば嬉しいです

ネタバレはほぼなしです!

もちろん、読んだ人も見ていってください〜

作者は大人気ジャンプ漫画「チェンソーマン」でおなじみの藤本タツキさん!

「ファイアパンチ」の連載が終わった後に始まった漫画です

チェンソーマンについてはこちらで面白さを解説しているのでよければどうぞ

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人類には早すぎた漫画「ファイアパンチ」がめちゃくちゃ面白い【評価レビュー&感想】

「ファイアパンチ」は「地獄楽」の賀来ゆうじさんも大きな影響を受けているとインタビューで語っているなど、多くの漫画家に愛されている作品でもあります

そんなこの漫画の見どころ(面白さ、ヤバさ)をネタバレほぼなしで書いているので安心して見ていってください!

「ファイアパンチ」の簡単なあらすじ

『氷の魔女』によって雪と飢餓と狂気に覆われた世界で、再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナを待ち受ける運命とは!?

この公式動画も1巻のあらすじでカッコいいので是非見てみてください!

「ファイアパンチ」の見どころ・面白い部分レビュー

無教養な世界

出典:ファイアパンチ 35話

「チェンソーマン」もそうですが、主人公を中心に「ファイアパンチ」は無教養な人がたくさん出てきます

カニバリズムや奴隷なども1部では盲信されてるという、ありていに言ってイカれてる世界

教養がなければ教えられたことに従順になるので、人肉を食べることも常識になるんですね

ちょっと近親相姦を匂わせるシーンもあったりと、藤本タツキさんはこの無教養さを描くのがほんとに上手い!

ありえないんだけど、それが当たり前になっている「世界観が崩壊している世界観」がリアルに表現されていて、のめり込んで一気に読んでしまいます

無教養だと人はどうなるのか」や「宗教」の持つ力なども触れていて、物事の核心をつく内容が多かったです!

貧乏は諸悪の根源とした「インベスターZ」の言葉が真実味を帯びてくる世界です

異次元のスーパーダークファンタジー

出典:ファイアパンチ 1話

「ファイアパンチ」をジャンルという型に収めるとしたら、ダークファンタジーです

「苦しみ」や「飢餓」を強く表現していて、人があっさりと死んでいく展開はダーク過ぎました!

この世の悪いことをすべて詰めました」みたいな感覚です

そもそも主人公は、永遠に再生しては焼かれる身体の持ち主で永遠に痛みという苦しみを受け続けており、

妹と自分を焼いた人間に復讐するところから始まるのですから、完全にダークヒーロー

「妹のため」という大義名分を掲げて人を殺す主人公ですが、葛藤も大きくあって絶望的なシーンが多いです!

アンリアルなファンタジー的世界観に、現実的な深い問いが隠されていて、とても読みごたえのある作品となっています

ジャンルなし!漫画の新境地

ダークファンタジーという位置づけにはなっていますが、個人的には1つの枠に収めるのは野暮なんじゃないかと思っています

藤本タツキさんも1巻の発売当初インタビューでこう語っていました

僕は物語が展開される中で、ジャンルが変わるというか、読者が事前に予想していた展開からまったく別の方向へ進んでいくマンガを作りたいと思っているんです。(中略)「ファイアパンチ」は今後3回か4回、ジャンルが変わります。

ほんとそれ!

主人公の心の内面の苦悩が描かれるシーンが多くてヒューマンドラマかと思えば、

ド迫力の戦闘シーンがあるバトル漫画的な一面もあるし

もちろんファンタジーSF的でもあってギャグ要素も多いです

「なんじゃこれ」って思うくらいジャンルのデパートでした笑

出典:ファイアパンチ 11話

下ネタで恐縮ですが、好きなシーン笑

「ファイアパンチ」は1つのジャンルという枠組みで捉えられない魅力があります

テーマ性も色々あって

  • 「宗教」
  • 「自分は何者か」
  • 「苦しみ」
  • 「演技」
  • 「復讐」

などなど、まだまだあると思いますが、示唆に富んでいてそういう意味でも面白いです!

直感的にも楽しめますが、いくらでも深読みできます!

驚きのミルフィーユ、展開があまりにも読めない

出典:ファイアパンチ 11話

チェンソーマンもそうですが、展開が読めないことこの上ない!

こういうタイプの漫画って漫画好きはほんとに好きだと思います

唯でさえ衝撃シーン多めなのに驚きの連続でもう、、、

驚愕が何層にも重なってミルフィーユ状態でした

読み手の思い通りにならないストーリーは大きな注目ポイントです!

「ファイアパンチ」読み終わっての感想

一通りいろんな漫画を読んだ人が面白いと思う漫画というか、

万人受けするタイプではなく1部からの根強い人気があるタイプの漫画だと思いました!

筆者はひねくれた所があるので、もちろんこの漫画はメチャ大好きです

見どころとテーマが多すぎるというか、もう正直思考の整理がつかない内容でもありました笑

初めて読んだとき、筆者はこんな顔になってました↓

出典:ファイアパンチ 53話

読み終わったときは「はぁぁ〜??」という狐につままれた感のある気持ちでしたが

そういう漫画なんです!それが魅力なんです!

考察だ何だいろいろありますが、自分なりの解釈、理解で良いと思います

ファイアパンチ内で「人はなりたい自分になってしまう」という名言があって、本当にそのとおりです!

読みたい通りに読めば良いんです。それが漫画なのだから

深く考える必要なんてなくて、直感的な面白さも群を抜いていました

とにかく、新しい漫画の形に触れられた気がして、とにかく面白かった!!

作者・編集者について知りたい方はこちらも合わせてどうぞ

 

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【まとめ】漫画「ファイアパンチ」はめちゃくちゃ面白い【評価レビュー・感想】

以上、「ファイアパンチ」(全8巻)のおもしろポイント&感想でした

読んでない方がいれば、とりあえず1巻読んでください!

展開が爆発的すぎますが、ダークファンタジーor漫画好きにとっては魅力の塊みたいな漫画です

おすすめのダークファンタジー漫画はこちらで厳選してまとめています

筆者のおすすめ漫画はこちらから!

 

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