大人気ジャンプ漫画「チェインソーマン」の魅力や面白い理由について3つに絞って解説していきます
ネタバレはないのでアニメから見る人もぜひ参考にしていってください!
作者は代表作に異端ダークファンタジーの「ファイアパンチ」がある天才・藤本タツキ先生
作者の衝撃エピソードについてはこちらでまとめているのであわせてご覧ください
それでは、参ります
世界観がヤバすぎる!?漫画「チェンソーマン」の魅力&3つの面白いポイント【感想・評価レビュー】
「チェンソーマン」あらすじ
悪魔が蔓延る世界で借金まみれの少年デンジ
相棒であるチェーンソーの悪魔のポチタとともにデビルハンターとしてその日暮らしをしていた
ある日、デンジは借金取りのヤクザに騙され「ゾンビの悪魔」に殺されてしまう
そこでポチタはデンジの血を飲み、心臓としてデンジを生き返らせ
ポチタと一体になったデンジは「チェンソーの悪魔」に変身し悪魔を撃退する
その後、その現場にかけつけた公安の美しい女性・マキマに保護され、公安デビルハンターとして働くことになるが、、、
チェンソーマンが面白い3つの理由
「チェンソーマン」が面白い理由を
- 異常な世界観
- デンジ&パワーの魅力
- イラストの破壊力
無秩序でグロテスクな世界観や展開
出典:チェンソーマン 19話より
ジャンプ漫画らしくないおびただしい量の血
まずはこのイカれた世界観が読む人を圧倒します!
とにかく人が死にまくる

展開の読めなさも随一なので、ぶっ飛んだ世界観を楽しみたい方におすすめ!
爆発的で突拍子もない展開の数々に驚かされることは間違いなしです!
作者・藤本タツキ先生も「キャラクターを潰してでもページをめくらせる面白い展開をつくる」ことを大切にしているそうです
謎が多く、もうなにが起こってるのかわかりませんが、しっかり伏線も張り巡らされているのがスゴイ所!
藤本先生は伏線の悪魔なんじゃないかなと思うぐらい乙な散りばめ方をしています
デビルハンターは代償を払って悪魔と契約することで能力を得ていて
悪魔を倒すために悪魔と契約するというジレンマもあり、混沌とした世界観です
悪魔という存在はいろんな漫画で取り上げられたと思いますが、この漫画の悪魔は本当にただ気持ち悪い
- 狐の悪魔
- 未来の悪魔
- 筋肉の悪魔
- 天使の悪魔
などいろんな悪魔が出てきます
主人公デンジもかっこいいという見た目ではなく、THE・ダークヒーローって感じがしますね
そこらへんは前作のファイアパンチと似ている部分です。
傑作「ファイアパンチ」についてはこちらで書いているのでぜひ読んでみてください!
パワーとデンジが魅力的
「チェンソーマン」は魅力的なキャラクターがたくさんいるのですが、特に面白い2人について今回は紹介します!
デンジ
出典:チェンソーマン 20話より
まずは、主人公であるデンジ!
見ての通り、アホで欲望に忠実なんです
それもそのはず、幼少期から恵まれない人生で、おいしいご飯や女性について全然知らなかったので、その反動なんです
戦う動機も、「女性の胸をもみたいから」というもので、ジャンプ漫画では異端そのものでしょう
出典:チェンソーマン 40話より
このセリフが一番しっくりきました
デンジってアホなんだけど、どっか私達も同じような部分を持っている
本能の部分が少し大きいだけの男の子だなと思います
だから憎めないし、ぶっとんだことしてるのに、親近感もめちゃくちゃ湧く
人間としての魅力はジャンプキャラクターの中でもずば抜けていると感じています!
パワー
出典:チェンソーマン 4話より
パワーは魔人かつデビルハンターの一人で、デンジのバディとして登場します。
見ての通りテンション高めのヒロイン?です
人気投票ランキングでも1位に選ばれており、筆者も含めた読者から絶大な支持を得ていることがわかります
とにかく、パワーもデンジと同じぶれないアホで本能そのままです
出典:チェンソーマン 57話より
このシーンは同僚の車を運転して人をひいてしまったときの一言
なんのためらいもなく嘘を付きます
普段は堂々としているパワーですが、強いやつにはとことん従順な面もあってとにかく本能のままにって感じです
そこも人気な理由かなと笑
公安のリーダーであるマキマと話してるときのパワーなんかもう萎縮しまくり笑
見てる分にはかわいいと思えるヒロインですが、やってることは結構やばい!

素直でイカれた「パワー」には目が離せません!
絵のインパクトが強い
本当に「チェンソーマン」は人の喋り方から戦闘の描写まで表現の仕方に惹きつけられます
チェンソーマン内には、衝撃的な演出がたくさんあります!と言うと
「え〜ただのグロシーンでしょ」
と言われるかもしれないですが、違うんです!
確かに、血がたくさん出てインパクトがある描写もありますが、
藤本タツキ先生は美大出身ということもあって、芸術的な描き方もしています
例えば、
出典:チェンソーマン 64話より
えぇ、ナニコレ、、、
こんなシーンがいきなりきます!
発想がヤバすぎます
どんな流れかは覚えてなくても、頭にずっと焼き付けられるインパクト!
エピソード集の記事でも書きましたが、藤本タツキ先生は大の映画好きでもあるので、
映画のオマージュや迫力のあるシーンは度々描かれています!

比喩表現や1ページ丸々使っての芸術的な演出にも注目やね
まとめ:世界観爆発漫画「チェンソーマン」の魅力・面白いポイント
以上、藤本タツキさん作のジャンプ漫画「チェンソーマン」の魅力を
「グロテスクな悪魔的世界観」「デンジ&パワーの魅力」「描写の破壊力」という3つに絞って紹介させていただきました
主人公にも謎があるなど、伏線の回収も密かに行われていたり、読解が難しい表現も盛り込まれている漫画でもあってそこも面白いです!
アホな主人公とぶっ飛んだ展開は「ファイアパンチ」と結構似てるという印象でした
生と死、宗教や支配などあらゆるテーマ性が考えられますが、そんなこと考えずハチャメチャさを体感するのも楽しい神漫画です!
グロい表現が多いのでそこは注意ですが笑
「チェンソーマン」の編集者・林士平氏についてはこちらでまとめています↓
ダークファンタジーのおすすめ漫画はここで厳選してます▼
最終話の感想もガッツリ書きました
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