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冒険の終わりの始まり「葬送のフリーレン」が面白い!【感想レビュー・ネタバレなし】

ファンタジー・SF
出典:サンデーうぇぶり 葬送のフリーレン

大人気なのになぜか読んでいなかった漫画「葬送のフリーレン」を今さら最新話まで読んだので全体的な感想を書いていきます!

マンガ大賞2021年では大賞を受賞するなど、凄まじい漫画であることは明確ですが、はたしてどうなのか

ネタバレはほぼなしでレビューしていくので、まだ読んでいない方もご安心を!

それでは、さっそく参ります

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【感想・レビュー】「葬送のフリーレン」は本当に面白い?実際に読んでみた

「葬送のフリーレン」の簡単なあらすじ・内容

出典:葬送のフリーレン 1話

物語は「冒険の終わり」から始まる…

魔王を倒した勇者一行の1人、魔法使いのエルフであるフリーレンは、他のメンバーと違って超長寿命だった

そんな彼女と新たな仲間による、「冒険のその後」の旅を描いた本格ファンタジー!

ちなみに、「葬送」の意味はこちら

遺体を葬るために墓所まで送ること

出典:goo国語辞書

実はこの二つ名「葬送の」は死にゆく仲間を見届けるという意味だけでなく、もう一つの意味があるのですが、、、

それは読んでからのお楽しみ!

トリハダ立たせちゃってください

漫画「葬送のフリーレン」が面白い

話題作なこともあって、ひねくれ者の筆者は

のぐちーの
のぐちーの

「ほんとに面白いんか〜?」

と疑いながら読み進めましたが、どうにも面白いとしか言いようがないんです

そんなわけで、どこらへんが面白かったのか、書いていきます!

フリーレンの圧倒的な哀愁と時間の流れ

出典:葬送のフリーレン 8話

まず言わせていただきたいのは、このフリーレンの哀愁漂う雰囲気!

勇者たちとの10年の冒険も、彼女の人生の100分の1にも満たないという時間の流れの虚しさ

仲間に先立たれるしかない運命を背負うのは辛いものです

時間の流れがゆっくりになったかのような、このしんみりとした漫画の空気感に圧倒されること間違いなし!

エルフのフリーレンが感じる人間との時間感覚のズレを慎重に描いていて素晴らしいです

読み進めていくと、まさにフリーレンの魔法にかかったかのように、この雰囲気に魅了される自分にハッと気づくでしょう

切なさと哀しさを含んだ神妙な雰囲気ですね!

この空気感が漫画全体に響き渡っていました

出典:葬送のフリーレン 13話

「葬送のフリーレン」は全体的に落ち着いたトーンの漫画となっています

勇者たちとの冒険の日々が過去シーンで映し出されるのは、アフターストーリーならでは

これはワクワク感と同時に哀しさもあります

世界を救った勇者が言ったことばの1つでこんなのがありました↓

楽しく冒険して、ダンジョンに潜って、魔物を倒して宝を探して

気がついたら世界を救っていたような

そんな旅がしたいんだ。

勇者・ヒンメル

こんな思い出がフリーレンの中で蘇るシーンは感動そのもの!

めんどくさいといいつつ、楽しそうクスリと笑う彼女の表情はエモすぎました

エルフはもともと感情の起伏が少ない種族ですが、

仲間に動かされるフリーレンの心情も丁寧に描かれていて、この漫画の大きな見どころです!

この漫画、爆発力のあるシーンはあまりないのに、ここまで多くの人に支持されるというのは

インパクトに勝る「葬送のフリーレン」特有の静かな魅力があるからですね!

出典:葬送のフリーレン 1話

のぐちーの
のぐちーの

フリーレンの切なさ、エルフには10年の冒険も刹那さ

惹き込まれる本格ファンタジーな世界観

出典:葬送のフリーレン 5話

筆者はどこかで、「葬送のフリーレンは本格ファンタジー」という文を見ていて、

のぐちーの
のぐちーの

本格ファンタジーってなんや?

と思っていました

それで読んでみると、なるほど納得

本格の意味を知りました

最近は、異世界転生や現代のノリを組み込んだファンタジー作品が多いのに対し、この漫画の世界観は正統派ファンタジーです!

現実世界を知っているかのようなメタ発言はまったくなく、THE・剣と魔法の世界で入り込みやすい

純正のファンタジーですね

だけども!そこにはリアリティがあって、惹き込まれます

  • 魔法の才能
  • 魔力切れ
  • 魔族の狡猾さ

などなど、落ち着いた雰囲気でありながら残酷なシーンもあって、リアルだなあと思いました

大魔法使い・フリーレンといえども、完全な無双ではないので、戦略を練って戦ったりと、工夫も面白い

徒歩で歩くからむちゃくちゃ時間かかったり、しっかりと世界観に忠実な王道ファンタジーという感じがしました

加えて、防御・攻撃魔法や人類と魔族の対立の歴史などもしっかりと描かれています

世界観が確立されていますね!

ここらへんも本格と言われている要因だと思います

本格カレーとかそんな低俗な煽りではありません

とにかく、「本格」です

スパイスとしてのギャグシーン

出典:葬送のフリーレン 28話

最後に、ギャグ好きとしてはコメディ部分も見逃せません

しんみりとした全体の雰囲気に割り込み乗車してくるギャグ!

良いですね〜、ほどよいギャグ感がアクセントになっていて好きです

ミミックにガブ〜と食われるフリーレンなど、言葉のないコマにもさら〜と入れ込まれていてステキでした♪

のぐちーの
のぐちーの

ギャグは漫画のスパイス!

まとめ:漫画「葬送のフリーレン」は面白い【感想・レビュー】

以上、大人気漫画「葬送のフリーレン」の感想などでした

  • フリーレンの哀愁と時間の流れ
  • 本格ファンタジーな世界観
  • スパイスとしてのギャグ

の3つが個人的に面白いと思ったポイントです

最近の漫画でこの空気感が出せる漫画は少ないな、と思う素晴らしさがありましたね

このマンガがすごい!2021の第2位、マンガ大賞も受賞していて、

人によってハズレのない、確かな実力を持つ作品です

面白いので、ぜひ読んでみてください!

同じくマンガ大賞にノミネートされた筆者がおすすめの漫画はこれ!

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