高2で絵に目覚めた陽キャ主人公が東京藝術大学目指して奔走する漫画「ブルーピリオド」
これを11巻一気読みしたので、感想(この漫画の魅力)を描きます書きます
漫画に関する賞もたくさんとって、アニメも始まってスゴイイメージでしたが、やっと読めました
ただ手放しに面白い!という感想ではなく、読む前とかなりイメージが違ったのでそこも語ります
読んだことある方も、「ブルーピリオド」を読むか迷っている方も最後まで見ていってください!
結局、「ブルーピリオド」はココが面白いや【全巻読んだ感想・ネタバレなし】
んー、全巻通して表紙キレイ。。。
- 優等生で不良、自分のない主人公が1つのことに没頭するスゴさ
- 絵の奥深さを知れる
- 個性豊かな美術系のライバル
- ドチャクチャ多い名言
などなど、「ブルーピリオド」はいろいろ面白いポイントがありました
ただ、正直このマンガ1番の魅力は「心情描写」
ちょっと細かく言うと、共感性を極めまくった細かい心情描写が面白かったです!
出典:ブルーピリオド 11話
絵という極めて専門性が高くありふれたジャンルを題材に、こうも上手く読者を共感させられるなんて、、、驚きました
「ピカソの絵って自分にも描けそうなのに100億」
という絵の不思議を何回も取り上げていて、ほんとウマい
ほんと、共感性の鬼です
主人公もあらゆる人に共通する部分がある凡才として描かれていました
- 陽キャで優等生でオタク
- ウブで褒められるとすぐ嬉しくなるかわいさ
- 挫折と等身大の成長
- 天才を見上げる感覚
などっ、ほんとに凡人の魅せ方がウマすぎます!
絵の話がメインで天才系だと思っていたのですが、ここまで美しく平凡イケメンを魅せてくるのとは!
勝手な偏見で勘違いしてました
感性や思考法が普通の日本人なんですよね
ほとんどの人が共感できる感覚が言語化されていて、没入しやすい
名言も多く、言葉はとてもハマりました
出典:ブルーピリオド 8話
↑これとか好きですね
人生で何か1つのことに夢中になったor努力をした人には特に刺さるマンガだなと感じます
努力と才能など、普遍的なテーマへの考察も納得できるもので、共感100%でした
ちなみに、筆者が最も好きな漫画の1つ「ドロヘドロ」を描いた林田球先生はリアルに東京藝術大学の油画専攻です
ブルーピリオドと同じやん!とずっと読みながら思っていました
「ブルーピリオド」は読んでいると思わず絵を描きたくなりますね!
まとめ:「ブルーピリオド」は共感性の鬼で面白い【感想・ネタバレなし】
以上、「ブルーピリオド」の感想(面白さ)でした
普通に読んでも面白いのですが、なんで面白いかって考えると「共感性を持たせるのがうまいから」だと思います
リアルな世界でそこまで派手な漫画はないものの、感情の言語化から産まれる「刺さらせ方」がすごくてトリハダたくさんでした!
面白かった!
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