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「ミューズの真髄」は、自分が嫌になるほど良い漫画でした【感想レビュー】

ヒューマンドラマ

今回は、なるべくネタバレなしで「ミューズの真髄」(全3巻)を読んだ感想を書きます。

まず、この作品は、

  • 「左利きのエレン」や「ブルーピリオド」が好きな方
  • 周りとのズレを感じる方
  • 自分の嫌いな部分を意識することが多い方

にかなりおすすめな一作だと感じました

では、レビューの方へ!

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自分が嫌になるイイ漫画「ミューズの真髄」の感想レビュー

読み終わってみて・・・

全体の感想としては、嫌な気持ちになる良い漫画でした

というのも、「良い作品とは何か?」ということを考えたときに、

  • どれだけ心を動かすことができるか
  • どれほどの余韻を見た人に残せるか

というものが、あると思うんです

それを、「感動」と呼ぶのかもしれません

それが、「ミューズの真髄」にはありました

1, 2, 3巻すべてで、自分の嫌な部分だったり、悪いところを思い出したりしたんです

押見修造先生やうめざわしゅん先生もそうですが、こういう心の動かし方ができる漫画って限られていると思います

しかも、それで嫌になって読むのをやめるのではなく、全部買って読んじゃうっていう引力

あっぱれです

ほんと感動って、色んな種類がありますが、自己嫌悪から生まれる感動もあると感じました

私って、ズレてる?

さて、抽象的な語りはそこそこに、面白いポイントです!

やはりこの漫画の真髄は、狂気があるほどズレてはいないけど、生きづらい人の表現にあると思いました

出典:ミューズの真髄 12話

能力がべらぼうに高いわけでもない、でも基準を作って周りに合わせないとキツい

そんな世界が嫌いな人間の苦悩や折り合いの表現方法が良かったです

上の画像のような回想があったり、(回送電車と掛かっている)

文字が不自然に多いコマがあったりと視覚的におもしろかったですね

「あ〜、俺もわかってるはずなのにステレオタイプで話したことあったな」

って思わずにはいられない一作です

「ごめんなさい!」

まとめ:漫画「ミューズの真髄」感想レビュー

以上、「ミューズの真髄」の感想でした

途中、3巻完結でこの人の視点も描くの!?というようなことも思いましたが、

気持ちのいいほどの折り合いと自己嫌悪がキレイなヒューマンドラマンガです

全3巻完結で手軽なので、読んでいない方がいれば読んでみてはいかがでしょうか

「ミューズの真髄」が好きな人は好きな作品↓

 

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