今回は、漫画「約束のネバーランド」の面白さを簡単に解説していきます!
ジャンプ漫画としては異質で、ひたすら鬼から逃げまくるという友情・努力・勝利の「勝利」の部分がかなり欠けているという特徴があります
そんな特殊?なジャンプ漫画「約束のネバーランド」の魅力とは何でしょうか
それでは、あらすじから!
【完結記念】漫画「約束のネバーランド」の面白い部分はココ!【レビュー】
漫画「約束のネバーランド」のがっつりあらすじ
孤児院「GF(グレイスフィールド)ハウス」ではママと呼ばれるシスター・イザベラの元で、たくさんの子どもたちが幸せに暮らしていた。
しかし、この孤児院にはルールがある。定期的な頭脳テスト、絶対に壁の外には出てはいけないこと、一定の年齢になれば里親が見つかり、外に出ることができるなどだ。
おまけに、子どもたちの首もとには謎の番号がついていた。
ある日、6歳なった少女コニーに里親が見つかり、彼女は外に出られることが決まった。天才児の2人であるエマとノーマンがコニーの忘れ物に気づき、忘れ物を届けるために孤児院の門に近づく。
しかし、そこで2人が目にしたのは無残な死体となったコニーと「鬼」という存在だった。そう、この孤児院は、マザーが鬼の食料を育てる農園だったのだ!
孤児院の真実を知ったエマとノーマンは脱獄を決意する!!
ココが面白い① 絶望的な世界観
壁の外に出てはいけないという設定から「進撃の巨人か!」とツッコミを入れたくなる人もいるかも知れませんが、
「約束のネバーランド」も同じく絶望的な状況からスタートします
結構グロいシーンもあって、タイトルと子どもが主人公という部分に騙されるとかなり残酷な展開が待ってます!
出典:約束のネバーランド 3話
まず、このマザー、イザベラが天才児を育てただけあって超有能なんですよね
序盤はトリハダ展開待ったなしって感じ
脱出計画を立て始めると、色々な事がわかり、外に出ることの無理ゲー感が強くなっていきます。
しかも、主人公エマは彼女の性格もあって物語のキーとなる考え方なのですが、全員で脱出しようとします。
農園児たちは小さい子供も含めたくさんいるのでバレやすい、、、
加えて、外に出られたとしてもそこは鬼の世界と、絶望的なハラハラ展開が続いていきます。
エマの底なしの明るさがなければ本当にダークトーンの漫画になっていました!
また、「約ネバ」では、大人と子どもや鬼と人間など、強者と弱者がはっきりしてます。
主人公はいつも弱い立場なので、基本的に逃げるという選択肢しかありません。
ジャンプの3要素である「友情・努力・勝利」の「勝利」がどこか抜けていて
完全に不利な立場や展開で物語が進んでいく感じです。
でも、この圧倒的不利…な状況だからこそ、
「このあとどうなるんだ?」っていうハラハラ感からつい見てしまいます!
怖いもの見たさみたいな感じなのかな、
とにかくエマも含め3人の天才児はめっちゃ頭がいいので、どう切り抜けて行くかに注目です!
逃げるドキドキ感、頭脳戦
出典:約束のネバーランド 3話より
これがママなんです
序盤は頭脳戦が繰り広げられます。中盤、後半も頭を使った戦いはあるのですが、
こういうダイレクトな頭脳戦は序盤に多い印象ですね。
子どもは弱い存在で頭使っていかないと勝機がないので、頭脳戦になるのは必然
人間側で好戦的な人物はあまりおらず、逃げるため、守るために武器を持つという感じなので、自ら戦闘を仕掛けることはありません。
謎の存在・伏線
「みんなで楽しく暮らす」ということが主人公たちの目標なのですが
道中、伏線が出てくる出てくる。とても多い笑
「鬼界の頂点に立つ存在」 「謎の助っ人ミネルヴァ」「鬼の正体」「人間界はあるのか」などなど、大きな伏線でもたくさん面白いものがあります。
これらは徐々に明かされていきますが、世界観についての謎は結構果てしない、、、
その謎がこの漫画を面白くさせている一番の理由なんじゃないかな、って思ったりしてます!

やっぱり伏線は漫画のスパイスやね
まとめ:漫画「約束のネバーランド」の面白い部分はココ!【レビュー】
「約束のネバーランド」 を原点に振り返って魅力について考えてみました!
映画とかはどうなるかわかりませんが、ジャンプらしくないブラックな面もあるこの世界観を体験してみてはいかが?
う〜ん、約ネバはまじで表紙のイラストがかっこいい!
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