ダークファンタジー漫画「メイドインアビス」が面白すぎるので、見どころや感想をネタバレ最小限で書きます
最初にいっておくと、見どころはこの3つとしました!
- 超巨大なダンジョン穴を降りていく壮大なワクワク
- トラウマ展開待ったなしの異次元ダークファンタジー
- 子どもやモンスターの見た目に対するこだわり
ちなみに、アビス(abyss)は、地の底や深淵という意味です
「メイドインアビス」を和訳すると「深淵でつくられた」ということになりますね!
最新刊(10巻)についてのレビューはこちら
それでは、いってみましょう!
子供・冒険・残酷!絵からは想像できないグロすぎる鬱展開が詰まった漫画「メイドインアビス」【感想・魅力レビュー】
メイドインアビスの簡単なあらすじ
偉大な探窟家になることを夢見る少女・リコが、記憶喪失のロボット人間・レグとともに
2万メートル以上あると言われる未知の大穴・アビスの深層を目指す冒険ファンタジー
見どころ① 超巨大なダンジョン穴を降りていく壮大なワクワク
このコマ1つからわかる壮大な「世界観」と好奇心あふれる「謎」はまず1つ目の見どころ
ダンジョンのようにどんどん下っていくのですが、「アビス」にあるものは全てが奇妙で、異形で、幻想的なんです
深界七層以上からなるアビスには、
- 各層の景色
- 生き物の生態
- 遺物
- 謎の奈落文字
などなど、細かい設定がバリバリに存在しています
生き物1つをとっても、生殖方法も特性も何もかもが謎、未知に満ちた空間
背景の自然はジブリ的な空気感もありながら、生物の見た目も超独特
完全に1つの世界がそこにありました
「アビスへの憧れは止まらない」という内容は作中で多く語られていて、
残酷さも含めた冒険の楽しさや抑えきれない好奇心がテーマとして全面に出ています!
この世界観から、アビスの深淵に引きずり込まれていくように没頭して読んじゃいます
世界観だけ見れば王道ファンタジーですね!
ただ、、、ダークなんです
見どころ② トラウマ展開待ったなしの異次元ダーク
正直この作品、鬱・トラウマ展開がめちゃくちゃ多いです
これがダークファンタジーと言われるゆえんでしょう
- 人体実験
- 人間の形を保てず、奇怪なモンスターになってしまうアビスの呪い
- グロテスクな表現
などなど、かなりダークな仕様の作品となっています
しかも!それらが子どもにふりかかってくるんです!
グロい漫画はたくさんあれど、どれも大人や青年が主な登場人物
それがこの漫画では主に子ども、主なキャラクターは齢10歳くらいであろう子どもたちです!
表紙のゆるふわファンタジー感からお散歩気分で読んでしまうと後悔すること間違いなし
叩きつけられる理不尽で残酷な世界はかわいいイラストからは想像ができないヤバさがあります
ちょっとショタロリ的な描写もありますね(作者の趣味が伺える笑)
しかし、残虐な描写、試練が過酷であればあるほど、その挑戦はより尊く、未知を冒険する楽しさ体感できます(ココが肝)
つまり、グロが売りの作品ではない!ということです
ここは言っておかなければならない
あくまでもリアルさを追求した骨太ダークファンタジー
ダークファンタジー好きにはたまらない、リアルな面白さがあるんです
アビスは犠牲を要求している、冒険者を試しているんです!
見どころ③ 子どもやモンスターの見た目に対するこだわり
↑全世界から愛されているナナチ、「んなあ〜〜」が口ぐせ
これまであまたの「ケモナー」をつくりだしてきた破壊的なかわいさを持っています
ダークですよ!ということを推していてなんですが、可愛いキャラクターや生物もたくさん出てきます
ふわふわさのある独特な漫画のタッチから生み出される淡いかわいさですね
子どもならではの言葉遣いや行動も綿密に描かれていて、かなり芸が細かい印象も受けました
ことばが話せないモンスターは、独特の発声だったりと色々な表現方法があって面白かったです
ただ、作者・つくしあきひと先生は、犯罪スレスレ級の子ども好きとしても知られています
「子供が出てこない回を描いていたら身体を壊した」
「成長期の男の子は乳首だけ女の子なんですよ」
などなど、エゲツない名言を残しており、変人が多い漫画家の中でも異端の狂人
イラストレーター出身の先生で、イラストやその設定は並々ならぬこだわりを感じさせるボリュームでした!
メイドインアビスを5・7・5
最後に、この作品について、5・7・5を詠みたいと思います
子どもたち 憧れの未知 アビスへGO
みんなも新刊、ゲットじゃぞ〜〜
P.S.メイドインアビスのラップもつくりました
↓もしよければ聞いていってください
メイドインアビスの諸々をラップにしてみました
フローとか音声編集技術とか、かなり能力上がってきてます
アキオ名義さんの動画を見て触発されました#漫画の内容をラップにする pic.twitter.com/DAoAD8eFQv— のぐちーの(漫画レビューブログ) (@nogublog) June 30, 2021
まとめ:子供・冒険・残酷!絵からは想像できないグロすぎる鬱展開が詰まった漫画「メイドインアビス」【感想・魅力レビュー】
以上、「メイドインアビス」の魅力レビューでした
とにかく、リスクを伴ったワクワク感ファンタジーが最高な1作です
はたして、最下層には何があるのか!?アビスの謎とは?
まだ読んでいない方は、ぜひ、アビスの深淵を覗いてみませんか?
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