「血の轍」「惡の華」「ぼくは麻理のなか」など数々の名作ヒューマンドラマを世に出してきた奇才漫画家・押見修造先生
そんな彼の新作漫画「おかえりアリス」が、例にもれずダントツに面白いので魅力3つをかんたんに書いていきます!
ネタバレはほぼなし

なんだろう、この作品のタイトル見たときに僕にとっては「ただいまパリス」だなと思ったんだよね
切り抜いてしまいました、はい、すみません笑
つまんない冗談はさておき、まずはあらすじから
表情の芸術!心のゆらゆらをバケモノのように表現した漫画「おかえりアリス」3つの破壊力【感想】
あ、ちょっと長いのであらすじは読み飛ばしていただいてもOKです
漫画「おかえりアリス」の簡単な内容・あらすじ
幼なじみ亀川洋平、室田慧、三谷結衣の3人は小学校、中学校と同じ学校に進み、洋平はいつしか結衣に好意を抱く
そんなある日、洋平はたまたま結衣が慧に告白している場面に遭遇
洋平は結衣の気持ちを知った気まずさや嫉妬から、慧を無視してしまう
そんな中、慧は北海道に転校してしまい3人はバラバラに
中学卒業後、洋平と結衣は同じ高校へ進学
洋平は、結衣との関係を進展させると心に決め、高校生活をスタートした
そんな洋平の前に室田慧を名乗る、女子生徒の制服を着たクラスメイトが現れ・・・
※この漫画はエロティックな要素も含むので苦手な方はお気をつけて!
新しい性と好きのカタチ
出典:おかえりアリス 2話
従来の恋愛ではない、色々な意味での「新しさ」がこの漫画には詰まっています
この可愛さを表現できるからこその、繊細かつ大胆な心の揺れ動きと迷い
この画力あるからこその表現の深みがトンデモないです
万年ベスト思春期オブ・ザ・イヤーの押見先生
いつも彼が描くのは衝撃ビリビリの人間模様ですが、今作はかなりスッキリと歪さを描いています
だから、全然ストレスじゃない、スッと入ってくるんですよね
「君が僕の性を裸にする」

詩的で意味深なこの言葉どおりの面白さがありました!
悪魔と言って良いタイプの小悪魔・慧ちゃんの全てが気になる
出典:おかえりアリス 4話
慧ちゃんが何をするのか、何を言うのか、展開が気になりぎます!
男は降りたけど、女じゃない
ミステリアスすぎるこの人間に翻弄され、クギズケになること間違いなしです
「惡の華」のデビル仲村再びかなと思ったら、それとはまた違った予測不可能さ
悪いやつではないんだけど、イイやつかどうかはわからない
つまり、食えないやつ、くせ者、天性の小悪魔です

物腰やさしく大人びすぎてる魔性の慧ちゃんにドキドキ
やっぱり鬼すぎる心情描写
出典:おかえりアリス 1話
そんな表情をするなあああああ
もはや全人類が知っていると思いますが、押見先生は心情描写の怪物です
- まんざらでもない
- 恥ずかしい
- プライドが許さない
- 緊張する
- バレたくない
といった思春期の性の目覚めを表したら日本一
もはや心情描写專門の方、その道を極めたプロです
これはおかえりアリスでも大きな魅力
人の表情のエモさ、的確さが抜きん出てます
心情描写なのに、あえて心の中の言葉は使わず、表情だけで表現しています
表情の描写はこの漫画でも注目ポイント
漫画でココまで描けるか、と何度も思ってしまいました
絵で味わう純文学ですね♪
最後に最近ハマっている一句

性歪み これがまさしく 青春さ
まとめ:漫画「おかえりアリス」の魅力3つ【感想】
以上、漫画「おかえりアリス」の破壊力紹介でした
- 新しい性と好きのカタチ
- 慧ちゃんの言動と魔性
- 鬼すぎる心情&表情描写
が面白いと思ったポイントになります
読んでいない方はぜひ、慧ちゃんに翻弄されてみてはいかがでしょうか?
押見ワールド、さすがの一言です
「おかえりアリス」1巻の感想はこちら▼
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