ビレッジバンガードで奇跡的な出会いをした「スーパースターを唄って」の魅力を語ります
超簡単にどんな話かいうと、
です。
千原ジュニアさんやヒロアカの堀越先生が絶賛していることからも有名な漫画ですね
ちなみに筆者の好きなラッパーはNORIKIYOとZORN!
それでは、さっそく参ります!
「スーパースターを唄って。」【感想・魅力レビュー】
ラッパーはこうでなくちゃ!
言いたいことがあるのか、ないのか
1巻の最初の方でリリーが「書くことないならもうムリやろ」というんですよね
筆者も普段企画やキャッチコピーを考えていて、表現者の端くれとして言いたいことがないというのは致命的なのがわかります
「才能なき者、歌うべからず」ということも語られるのですが、
言いたいことがあるというのも、才能の一部だと強く感じました
ヘラヘラしている主人公が、だんだんと「やっぱ言いたいこと、あるじゃん。」となっていくのが面白かったです
1015冊のノートに考えや想いが綴られていたというのも、ホラーな話ですね
ラップは言いたいことがある人がその想いを本音で言うような、本当の唄であることに価値を感じるところがあるので、そこをど真ん中で描いていたのがステキでした
「言いたいことありまくる 今だ 書きなぐる」ですね!
コマ→文字→コマ→文字
漫画の随所に散りばめられたコマ→文字→コマ→文字のページたち!
この魅せ方がめちゃくちゃ熱いです!
ドキュメンタリー的にマンガを読ませているなという感じです
文字のワードセンスが等身大でキレがあり、アマチュアですが、プロフェッショナル仕事の流儀を見ているかのような没入感がありました
マンガは白黒ですが、ストリートの色がカラフルに感じれて、いいなと思いました
これぞヒューマンドラマ!という濃度をマジマジと見せつけられました
まとめ:「スーパースターを唄って。」【感想・魅力レビュー】
以上、「スーパースターを唄って。」の感想でした
いや〜、1, 2巻を読んだ時は、「歌詞見せてほしい!」と思ってしまいましたが、
歌の漫画というよりは人間ドラマの漫画ですね
ダサいかダサくないのかというテーマの読ませ方もビリビリ来ました!
読んだだけで刺されそうな、鋭利さです
やっぱヒューマンドラ漫画はこうでなきゃ!
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