漫画「チ。―地球の運動について―」6巻の内容・見どころや感想を書きます
6巻を読んだ方・内容を知りたい方はぜひ、見ていってください!
「チ。-地球の運動について-」6巻(最新刊)の要約【ネタバレ】
5巻は、60人もの貧民の頭に文字を彫って本を託すという衝撃の内容で終わりました
第3章が始まった6巻は、
- C教と対抗する自然主義者(ナチュラリスト)という新たな勢力が現れる
- クラボフスキが貧民の頭から書き写した本があった
- 金を稼ぐ天才少女・ドゥラカが本を見つける
- ナチュラリストたちとドゥラカが共闘
- ナチュラリスト軍団の組織長はヨレンタだった
こういった内容でしたね
勢力を整理しておくと、こんな感じ
- C教正統派・・・拷問しまくるヤバい奴ら、私腹を肥やす
- 解放戦線・・・C教は信じてるけど、正統派はおかしいと思う
- ナチュラリスト・・・神は信じてるけど、聖書はNO。神は「ただいる」だけで、人間には理解できないもの
- ドゥラカ・・・神を信じてない
5巻までとは一新して、最後一コマだけ出たヨレンタ以外は全員新キャラクターでした
ちなみに、6巻の世界は5巻の25年後です
【ネタバレ注意】「チ。-地球の運動について-」6巻の感想・見どころ
ヨレンタが生きててヨレンタさんになってる!
おいおいヨレンタ、クラボフスキじゃないんかい!!!
そういえば、ヨレンタは前巻で生きてましたね〜
歯を抜かれる尋問を受けていましたが、歯を見せない彼女からは成長と自信がみえます
5巻から25年後ということはヨレンタは30代、「さん」が付けられる年齢になっていますね
ほんと生きててよかったです。。。
3章のテーマは「神を信じるか」!?
神を信じるか、信じないか
筆者はこれが3章のテーマなんじゃないかと推測しています
2章では、「自由」が全面に押し出されており、3章でも何らかのテーマ性があると思われます
C教正統派、ナチュラリスト、異端解放戦線、ドゥラカと全勢力が神に対して異なる考えを持っていて、そこらへんが難しくもあり、3章の面白さでもありますね
「資本主義・活版印刷・火薬・羅針盤」という今では当たり前なことも、この当時からしたら天才的な発想
ここらへんの「天才性」や「発想の凄まじさ」を読者に伝える力が「チ。」はとんでもないですね
「チ。」の魅力は「セリフの簡潔さ」
セリフの簡潔さ、これが「チ。」の面白さの1つだなと6巻を読んで再確認しました
論理的な部分は、長々としているところもあるのですが、名言をズバッとキメてくる
大きな枠を使って大文字で、大胆に強調しています
お世辞にもうまいと言えない静的な絵、にもかかわらず伝わってくる感動は大きなものがありますね
この漫画、他の漫画と比べてもトリハダの量がスゴイです・・・
まさに、魅せるヒューマンドラマ
セリフや展開力の高さが6巻でも素晴らしかったです!
「チ。」6巻のマイベストシーン
「チ。第3章」と大きく描かれた42話のココ
金儲けという、シンプルかつ新しい発想を信念にするっていうのがイイですね〜
「かも。」としているのは、それが新しすぎる発想だからこそ
確信にかわっていない様子がこちらをワクワクさせます
2度目の主人公交代で少し残念でしたが、それでも色褪せない面白さ、結末が気になりすぎますね!
次巻はこちら
まとめ:「チ。-地球の運動について-」6巻の内容・感想【ネタバレ】
以上、「チ。-地球の運動について-」6巻の感想でした
あいも変わらずの面白さ、勢力が増えて、深みが増したように感じます
筆者は、トリハダを立たせるためにこの漫画を読んでいるところもあり、6巻でも4トリハダくらいあってよかったです笑
オモシロイネ!
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