マンガ大賞2021で大賞を取った本格ファンタジー漫画「葬送のフリーレン」7巻の感想や見どころを書きます
前巻までの一級魔法使い選抜試験編が終わり、小さなイベントがいくつかあった旅でした
ネタバレにはご注意くださいな!
それでは、参ります
「葬送のフリーレン」7巻の感想・見どころ【ネタバレ】
「葬送のフリーレン」はインフレしなくていい漫画
まず1つ、「葬送のフリーレン」は数少ない「インフレしなくていい漫画」だなと改めて思いました
皆さんの好きな完結済みの漫画はなんですか?
そのマンガは後半に行くにつれてインフレ(強さや能力が最初と比べて上がりまくっていること)していませんか?
大概の漫画はしていると思います
序盤に苦戦してた敵はなんだったんだよっていうあれですね
それは作品を飽きさせず面白くするために必要なことなのですが、この漫画は違います
- 漫画内のスローな空気
- 冒険ファンタジーらしくない戦闘の少なさ
この2つがインフレをせずに済む理由だと思われます
コトバにすると簡単そうですが、これは並大抵のことではありません
普通、強さが二次関数的に上がっていかないと刺激がなくて面白みに欠けますからね
マジスゴイです
本当に珍しいです
ここまで熟成された、静かな漫画でしっかり面白いのは拍手の一言ですね
戦闘シーン5コマ
筆者調べでは、7巻の戦闘描写は5コマでした。
ページにして3ページです
「すくなっっっっっ!全然戦ってないじゃん」と思った方にひとこと!!!
マジそれな
でも、それでいいんです
「これぞ葬送のフリーレン!」と思わされた巻でした
平和で何気ない日常を魅せる力の強さを感じましたね
フェルンとシュタルクがデートというのは驚きでしたが、幸せならOKです
いつにも増して報酬魔法のくだらなさは面白かったですし、フリーレンの人間味ある可愛さも散りばめられていて安定感ありました!
人間の村は油断するとすぐになくなっちゃうんだから
さらっと出たこれには爆笑でした笑
南の勇者かっこよすぎ
かっこよすぎました
こんな最強が人類サイドにいたとは、という感じです
魔王軍最強の幹部である七崩賢を3体も一人で倒すという偉業
遠い未来まで見えてしまうのはチートですね
ちょび髭は雑魚キャラと相場が決まっていましたが、それを覆してハイパークールでした!
7巻のベストシーン
こちら、シュタルクがデートのことをフリーレンに聞くシーンです
圧倒的な乙女心とシュタルクの明確なツッコミに笑ってしまいました
前巻(6巻)のベストシーンでは、6巻で1番深い場面を選びましたが、今回は打って変わってギャグシーンです
はい、終わります
まとめ:「葬送のフリーレン」第7巻の感想・ネタバレ
以上、「葬送のフリーレン」7巻の見どころ感想でした
初レベルで戦闘が少ない巻となりました
いつにもましてゆったりした時間の流れは、This is 葬送のフリーレン
この漫画はこうでなきゃ!素晴らしいですね!
次巻からはバリバリ戦闘だと思われるので、気を引き締めていきましょう!ではまた
「葬送のフリーレン」全体の魅力はこちら↓
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