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ALAvsチャーリーがさらにバチバチ!「ダーウィン事変」3巻の感想・考察【ネタバレ注意】

巻ごとの感想レビュー
のぐちーの
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うおおおおお、新刊発売だああああ

(ちょうど6ヶ月ぶりの新刊なので、久々すぎてテンションが上っています)

今回は、「ダーウィン事変」3巻の感想や見どころ・個人的ベストシーンを書きます

「ダーウィン事変」は「最近のおすすめ漫画集」にも入れていて、めちゃくちゃ好きな作品♪

それでは、いってみましょう〜

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ALA vs チャーリーがさらに激化!「ダーウィン事変」3巻の感想【ネタバレ注意】

前巻(2巻)では、テロ組織・動物解放同盟(ALA)であり、高校の生徒・ゲイリーが学校で銃を乱射する事件、これが一件落着して終わりましたね

【全体的な感想】高い水準でバランスがいい!

出典:ダーウィン事変 14話

3巻、全体的な感想としては、「バランスが良い!」でした

というのは、

  • チャーリーのアクションシーンの派手さや彼の発言の不思議さという爆発的な面白さ
  • 動物の人間の関係についての考察
  • ハリウッド映画のようなセリフの深みや言葉のクオリティの高さ

これらがバランス良く混じっていて、高い水準で維持されている感じがしました

普通、哲学的な考察があると退屈になる部分があるのですが、ほどよく面白い要素があって没入感もある

ここらへんが「ダーウィン事変」はうまいです

また、3巻ではチャーリーよりも、彼の周りの人に焦点が当たっていました

1,2巻では80億分の1の存在として「チャーリーが何を言うか」にスポットが当たってきていましたが、ここもひと味変えてきましたね

FBIなんかも入ってきて、どうなっちゃうの〜〜〜

って感じはしたものの、勢力がいろいろで面白かったです!

細かいディティールがオモシロすぎる!

出典:ダーウィン事変 15話

13話の

シュルーズはいま破裂寸前の風船だ

など、相変わらずジョークや比喩のアメリカカンが強かったです

ディティールの細かさがリアルを生み出していて面白かったですね

出典:ダーウィン事変 14話

↑この引用や強調を表す「チョンチョン」も、アメリカ人の方がよくやるやつ

ちなみに、所有は法の九割(Possession is nine tenths of the law)が気になったので調べてみると、

現実的に9割を占有している人が所有権の争いでは勝つ→持っとかないとダメよ

という意味でした!

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「ルーシー君、ちょっと変わった経歴を持っているね?」についてのちょい考察

ALAのトップである黒人のくせ者・リヴェラの発言です

君らはともに、アイデンティティを巡る旅をしている

これ!気になった方も多いんじゃないでしょうか?

筆者の考察としては、「ルーシーは性転換をした過去がある」だと思います

母親に「ルーシーのこと、どう思ってるの?」と聞かれた時、チャーリーが「知りたいって思う」と言ったのは、

自分と同じように「身体」が普通の人とは異なるからじゃないでしょうか

ルーシーが特別な存在なのは、そういったカラダの特徴をチャーリーが感じ取っていたからという部分もあると思います

恋愛が母親によって初めてほのめかされたことで、筆者はルーシーの「性」についてなのかなと考察しました

ただ、チャーリーはアイデンティティを巡る旅なんかしてなさそうですね

我関せずで、そんなことどうでも良さそうです笑

追記:(ルーシーについてのこの考察は4巻で間違っていることが判明しました)

個人的ベストシーンはココッ

出典:ダーウィン事変 14話

ココです!

チャーリーとルーシーが、チャットをするシーンです

気さくな会話から、いきなり「名誉人間」という爆弾ワード!

この単語は、チャーリーを特別視するもの、加えて彼をバカにするニュアンスもあります

ルーシーがこんなこと言うはずないんですよね

チャーリーを崇めるのはALAの特徴、ルーシーのスマホからメッセージが送られていることから、ALAがルーシーを捕まえたことも一瞬でわかります

たった4文字でこれを表現するか!!

っていう、もうほんとうまいですね

うめしゅん先生、スゴすぎ

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まとめ:「ダーウィン事変」3巻の感想・考察【ネタバレあり】

以上、「ダーウィン事変」3巻の感想でした

一個一個のセリフが洗練されすぎて、言葉好きの筆者としては面白い限りです

少し大人味ですが、またさらに友達に布教したいと思いました

3巻はチャーリーの育て親が死ぬという衝撃シーンで終わり、次巻から反撃開始ということだったので、期待したいですね!

次話はこちら

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