2005年〜2009年までジャンプで連載されていた「魔神探偵脳噛ネウロ」(23巻完結)
今さら読んで面白かったので感想などを書いていきます!
ネタバレはほぼなし
ちなみに、作者は同じくジャンプ漫画の「暗殺教室」でおなじみの松井優征先生!
この作品は
- 暗殺教室が好きな方
- 面白いイラストのギャグ漫画が好きな方
- ドSな方笑
などなどにおすすめの漫画となっています!
連載終了から10年以上経った今でも色褪せない良漫画なんよなあ
マイナー完結漫画が好きな方はこちら!
漫画「魔人探偵脳噛ネウロ」の面白かったポイント【感想・レビュー】
「脳噛ネウロ」の簡単なあらすじ
魔界の謎を食い尽くした最強の魔人・ネウロが食い意地がものすごい女子高生探偵のヤコとともに様々な事件を解決していく話
面白かったところ
とにかくドS、ギャグ&謎解き&バトルの絶妙な比率
↑お決まりとなった拷問シーン
ネウロはヤコをこき使いまくったり、痛めつけたりするのが趣味なのです
ヤコが不憫過ぎる、、、
ギャグとバトルの雰囲気としては「暗殺教室」みたいな感じ
ギャグ漫画的な側面が強いです
前半はギャグ:バトル:謎解き=5:2:3くらいの比率で、ギャグが基本的には多くなっています
魔界最強のネウロのド派手なバトルは特に後半へいくについて多くなり、それも激アツ!
人間では絶対に太刀打ちできない上位存在ですが、巻を重ねるごとに弱っていく部分もネウロの大きな魅力です
また、謎解きに関してはコナンとまではいかないものの、意外としっかりしていました
無理がある部分も多かったですが、完全に推理モノを装ったギャグ漫画なのでそこはご愛嬌笑
※ちなみに結構グロいです。人がエグい死に方をするシーンが多いのでそこはご注意を!
解説イラストと魔界777ツ能力
トリックの解説のときなど、「脳噛ネウロ」では比喩イラストがたくさん出てきます!
これが個人的には結構面白かった!
めちゃくちゃシュールで脈絡のない絵がハートをがしっと掴んできます
物語は一切関係ない部分ですが笑
あと、このネウロが使う必殺技、ドラえもんみたいな道具も作者のセンスが光ってる!
毎回全部違うひみつ道具が出てくるので、次は何かとワクワクして読んでました
魔界の何だが気持ち悪いものにもなぜかハマってしまう、引き込まれるイラストの魅力があります
犯人の豹変ぶり
犯人の自供シーンは確実に脳噛ネウロの見どころの1つ!
犯人とわかるまでは普通の人間ですが、犯人とバレた瞬間、他の生物に豹変します
これもこの漫画の特徴で、ギャグ要素です
この豹変シーンが狂気的で不思議な世界観を演出しているとも感じました!
狂気的な世界観が好きな方はこちらの漫画もおすすめです
謎は人間の持つ魅力的なエネルギー
最後に、ギャグ漫画らしからぬ真面目な内容です
この作品は全体を通して「謎」について語っています
犯罪者たちは自分の意思で「謎」を作り出しており、
そこには何にも代えがたい魅力的なエネルギーがあるとネウロは言います
謎は人間の進化とともにあり、「知性」「悪意」「向上心」どれが欠けても成り立たない
犯罪者を肯定する形になってしまいますが、いいこと言いますね〜
いや〜深い!
ネウロはドSだけど、心のそこでは人間のことを想ういいヤツ
「暗殺教室」もそうでしたが、意外にメッセージ性が強いギャグ漫画だったりします
ほんとにとても魅力的な主人公でした!
まとめ:漫画「魔人探偵脳噛ネウロ」感想・レビュー
以上、「魔人探偵脳噛ネウロ」の感想や面白かったところのレビューでした!
イラストや犯罪動機など、かなりクセがある漫画で読む人は少し選ぶかもしれませんが
筆者はめちゃくちゃ楽しく読ませてもらいました!
やっぱりギャグ×戦闘の漫画って後半になるにつれてバトル要素が多くなるよね(あるある)
キャラはむちゃくちゃ暗殺教室とかぶる部分があるので、そこを楽しむのもアリ
みなさんもネウロに調教されてみてはいかが?
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