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法が照らす人間の涙「九条の大罪」【魅力レビュー・感想・闇金ウシジマくん作者】

ヒューマンドラマ

帯に「2023年 法曹界再注目リーガルコミック!!」

と書いてありました、この作品

イリーガルコミックにしたほうがいいんじゃないか

法曹界読まんやろ

などとツッコミを入れたくなりますが、シンプルに面白くて全巻読んじゃいましたので、魅力を手短に書きます

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法が照らす人間の涙「九条の大罪」【魅力レビュー・感想・闇金ウシジマくん作者】

涙の描き方がうますぎる

勝手にこの漫画の再注目ポイントだと思っています

  • 涙にまで持っていく流れ
  • 悔しさの滲んだ唇のかみ方
  • 突如溢れ出す大粒のナミダ

などなど、本当に人の涙を描くのがうまいです

依頼を解決した後に見える涙はこの漫画の象徴ですね

根本的な問題は解決していないように考えても、暗い過去を洗い流してくれる滝のような涙にはこちらも涙ぐんでしまいました

真鍋先生に今さらですが、構成が抜きん出ていると思います

手続きと結婚している男・九条

「弁護士が守ってるのは悪人ではない。手続きを守っている。」

6巻で出てきた、この作品と主人公を最も表す名言です

割に合わない凶悪な犯罪の弁護士、屋上にテント貼って生活するクセとこのクールさ

(そして九条の指はいつもかっこいい)

それを「ウシジマくん」作者が描くんだから、面白くないわけないですよね

「法vsモラルがテーマになっていて、法とは何のためにあるのか、モラルとは何かについて考えさせられます」

とか言う気にはなれないほどの、人、人、人

結局、人を描く力が凄まじすぎます

POPYPEで真鍋先生のインタビューが載っていましたが、「九条の大罪」で出てくるような人たちに先生自らインタビューしているそうです

「動きのいい」弁護士に話を聞くまでに、100人以上の弁護士にインタビューするという執念っぷり

いや〜、本当にすごい

厳しい状況にある人間の部屋や怪しい人から出る不気味さ、質感が惹き込まれます

法律のこっち側とあっち側をケンケンパしている人を、バッサリやってしまう九条の爽快感もあって読んでしまいます

関係ないですが、九条って憲法9条(平和)とかけられてたりしそうですね

グダりそうなので、ここまで!

まとめ:「九条の大罪」【魅力レビュー・感想・闇金ウシジマくん作者】

以上、「九条の大罪」でした

読みだしたらとまんない中毒系の漫画であることは確かです

グロいのが好きで読んでいても、「深いわー」と言えるのがこの漫画の罪深い所ですね笑

大罪です。

でも、何がともあれ、読んじゃいます

そういう漫画です…

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