「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で有名な松井優征先生の最新作・「逃げ上手の若君」
毎週月曜日、ジャンプが(定期購読で)配信されると同時に逃げ若を読み、感想や考察を全話書いている逃げ若ファンである筆者が本作品の魅力について語ります!
毎週の感想はこんな感じ↓
まだ読んでいない方のために、ほぼネタバレなしで書いていきます
ぜひ最後まで見ていってください!
逃げ若ガチ勢による漫画「逃げ上手の若君」の面白いポイント・魅力【感想】
↑表紙が拍子抜けするほど美しい
「逃げ上手の若君」の簡単なあらすじ
足利高氏によって鎌倉幕府を打倒され地位と家族、全てを失った北条時行という少年が逃げながら神官・諏訪頼重とともに足利高氏に復讐しようとする物語
ジャンルは、ギャグ×バトル×歴史
「逃げ上手の若君」のココが面白い!
漫画史上初!?主人公らしからぬ若君の能力
タイトルの通り、逃げる能力だけが尋常じゃなく高いという特殊な主人公
RPGでいうと「素早さ」のステータスだけが99で、他の「攻撃」や「HP」は1のような存在です
高氏は殺す事で英雄となり、貴方様は生きる事で英雄となる
二人は対極の運命の英雄なのです
という言葉が1話に出てきますが、まさにこの通り
「生存本能の怪物」なんです
このバツグンの設定がまず面白いのです
ちなみに、逃げるときは顔を赤らめ、逃げることに興奮する天性の変態でもあります
↑ショタショタの実を食べているかのようなルックスも相まって作者の性癖が垣間見える
「逃げてどうやって敵に勝つんだ?」と疑問に思ったそこのあなた!
この若君の勝ち方が本作品の見どころでもあります
逃げに関する圧倒的な天賦の才を持つ若君ですが、本質からは逃げないという主君たりえる器を見せる部分もあって、
そこの対比はカッコ良い!!
ウソップよりも逃げ上手、ジャンプ漫画の主人公らしくない若君の能力は1つの魅力です!
史実に基づいたマニアック英雄譚
主人公・若君の名前「北条時行」なんて普通の人は知らないでしょう
そんなマニアックな人物にスポットライトを当て、史実に基づいているところも面白いポイント!
そんな漫画が面白いの?
と一見思ってしまいますが、そこはベテラン・松井先生
ストーリー重視で、歴史を全く知らない筆者のような方も楽しめるようになっています!
歴史漫画は敷居が高いという方もいると思いますが、その辺はわかりやすく物語として面白くなっているんですね
北条時行が波乱万丈な人生を歩んできたので、題材としても面白い!
歴史のリアルや豆知識もあって、歴史好きはもちろん惹きつけられますが、かなり幅広い層にアピールできる漫画です
史実とリンクしているのがワクワクしますね♪
「逃げ上手の若君」の2大重要キャラクターである北条時行と諏訪頼重の史実はこちらでわかりやすくまとめています▼
歴史織り交ぜ具合は「満州アヘンスクワッド」という漫画と似ていますね
松井優征にハズレ無し!ベテランのギャグクオリティと胸アツ展開
最後はココッ!
ストーリー展開はもちろん面白いのですが、ギャグ漫画好きの筆者としてはネタ部分も見逃せません
奇抜で気持ちの悪い敵や若君のツッコミなどなど、ギャグがシンプルに面白いんです笑
とにかく洗練されていて、引き出しが多いんですよね
色んな角度から、新しいボケを生み出してきます
あと、足利尊氏の人ならざる強さが流石の画力で見られたりと、ワクワクする派手な胸アツシーンも多いですね
「漫画力」の高さは「逃げ上手の若君」の大きな強み!
「暗殺教室」「脳噛ネウロ」との共通点
前作「暗殺教室」や「脳噛ネウロ」を知っている方へ言うと、
大きな共通点はおなじみ超人と一見普通で気弱な人間のコンビという点です
「暗殺教室」でいうところの殺せんせーと渚
「魔人探偵脳噛ネウロ」でいえばネウロとヤコ
「逃げ若」では、北条時行と諏訪頼重のコンビとなっていますね
この諏訪頼重も未来を読んだり超能力を使えたりする曲者
超人 = ボケ 相方 = ツッコミという方程式がこれまではあったのですが、この漫画でもその法則は継続しています
最後に一句
若様は 逃げるスリルが 快感さ
まとめ:漫画「逃げ上手の若君」の面白いポイント・魅力【感想】
以上、「逃げ上手の若君」大好きおじさんによる見どころまとめでした
- 主人公の特殊で天才的な逃げ能力
- 歴史と織り交ぜたストーリー
- 洗練されたギャグ
が面白いポイントになります
細かい工夫やワクワクする展開など、漫画としてのステータスが高い作品です
まだ読んでいない方は、ぜひ逃げながら興奮する若君を見てみてください!
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