「あーとかうーしか言えない」の最終巻(4巻)が発売されたので、色々類似性のある「響〜小説家になる方法〜」(全13巻)と比べてみたいと思います!
本記事は、「あーうー」と「響」の共通点や違いについて比較するというマニアックなコラム笑ですので、ゆるく見ていってください〜
あーうーと響についてはこちらの記事で解説しています
「響〜小説家になる方法〜」と「あーとかうーしか言えない」を比較してみた
筆者は漫画「響」もめちゃくちゃ好きなので、ここいらで共通点と違いについて考えていきます!
それでは、早速共通点から見てみましょう!
「あーとかうーしか言えない」と「響」の共通点
- 一人の天才が出版業界に突然現れる
- 10代後半の女性が主人公 (響は高校3年間なので可変)
- 譲らない意志と桁外れな集中力
- 周囲の作家や編集者に影響を与える
- 担当の編集者とモメる
- 成長を描いたヒューマンドラマ
- 平凡と非凡の対比
- 出版業界や編集という仕事にもスポットが当たる
ざっといきましたが、こんな感じでしょう。まだあったらTwitterで教えて下さい!
なんか、ファンタジーではないリアルな世界で一癖も二癖もある異質が強い天才が無双していくのって気持ちいい!
響の我を行く性格は変わりませんが、彼女も確実に人として成長しています
また、響はいつもアクセル全開ですが、戸田は漫画に関することなどいざという時の意志が固い!
自分の意志を貫く大切さも感じて、考えさせられます
「あーとかうーしか言えない」と「響」の違い
- 純文学とエロ漫画という真反対なジャンル
- 編集者の強さ (あーうー>響)
- 主人公の強さ(あーうー<響)
- 引っ込み思案で引きこもりな戸田と豪快な響(性格)
- 響は暴力、戸田は「うー」で訴える(行動)
- 響の現実離れした天才性と戸田の才能
- 絵のうまさ(あーうー>響)
- あーうーは編集者(タナカ)と漫画家(戸田)の2人の主人公
いやー、たくさんあります
貧乳と巨乳とかもありましたが
インパクトはあるのですが、ちょっと「響」は現実離れしてる感じ
その点、心情とかも「あーうー」はリアリティがあります!
響は彼女だけを描くのに対して、あーうーはタナカさんと共にって感じです
作品作りにも編集者であるタナカさんが意見したり、2人3脚で作り上げていきますが、響では編集者のふみは響を煩わせないようにサポートする立場
初期のふみは自分も創作者だと言っていましたが、響のインパクトが強すぎてバリバリのキャリアウーマンも霞んで見えてしまいます。
この編集者の存在感という点から見た対比は、この2作品を比べる上で重要な点だと思いました!
「あーうー」での戸田は、漫画の内容を悩んだり、タナカの意見で修正するなど、自分だけで作品をつくれる完璧な天才ではないんですね
それに対して響は、作品を修正したりうまく書けないなどと悩むシーンはほぼなく、唯我独尊な鬼才です!
エロ漫画VS純文学「響」と「あーとかうーしか言えない」比較まとめ
完全に個人的な意見ですが、以上、「あーとかうーしか言えない」と「響」の比較でした!
書いてみると思ったより違いました笑 「あーうー」がエロ漫画家版の響とかは口が裂けてもいえません、、、
でもやっぱり、天才を描くタイプの漫画は面白い!ここまで読んでくれた方本当にありがとうございます。それでは!
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