ダークファンタジーのふりしたコメディ漫画「大ダーク」4巻の見どころや感想を書きます
前巻(3巻)は、ダメ丸VSサンコで、サンコが勝利、ダメ丸としっかり仲間になったところで終わりました
毎回カバーを使った面白い表紙なので、電子ではなくぜひ紙の漫画を手にとっていただきたいです
4巻は、光VS闇でバトルが展開されるシーンもありつつ、やっぱりセンスの暴力を振りかざしたコメディがたくさんありました!
それでは、ネタバレも含みます。ご注意ください〜
光vs闇!漫画「大ダーク」4巻の見どころ・感想【ネタバレ】
闇の4人組vsライトヘッドで白熱バトル!?
4巻は、ライトヘッド教団VS闇の4人組でした
4000年生きている性別すら謎の教祖・ビッグ=ピカスという黒幕が出てきましたね
「ドロヘドロ」のニカイドウのような見た目で、掴みどころのないキャラクターです
語尾に「ピカ」とつくあたり、林田先生の遊び心が垣間見えました笑
「ありがとーーだピカ」は可愛かったですね!!
ダメ丸・サンコ・アバキアンの三人がかりで勝った光核人間とのバトルも白熱、
かと思いきややっぱり緊張感がなくてコメディでした笑
- サンコのおふざけ
- 倒した時の効果音が「ポーン」
- 死ま田=デスの安心感
- 適度にダサい光核人間の攻撃
ここらへんが原因でもうギャグ漫画ですね、ダークな笑
死ま田が強すぎて、もう危機感ゼロ
ゆるく楽しめちゃいます
相変わらずセンスが暴力を振るってる
4巻でも、相変わらずセンスに殴られました
強者達がきちんと椅子に座っておとなしくしてるシーンに笑い、
わけわからない調理法や儀式で林田先生の真骨頂が見え、
ハロウィンのようなナイフ型音楽プレイヤーの発想に驚きました
急に入るお遊び回(過去編)もギャップたくさんで可愛かったですね
まさに、アウト・オブ・コントロール!
作者が楽しんで描いてる感じが伝わってきて、いいですよね〜
個人的には、「ダメ丸が死んじゃった!!」→「エッ、もう?」の流れがフザケすぎてて面白かったです
世界一「死」が軽い漫画ですね笑
「性」を描かない
「ドロヘドロ」と同じく「大ダーク」でも性は描かれない
ひとことで言えば、死ま田です
凄まじボディの彼女が裸体でベッドに寝ているシーンがいきなり来るのですが、そこには一切「エロい」とか「恥ずかしい」がないんです
へーって話ですよね
「女の人に変身してたの?」とサンコが聞いていることから、男女という概念はあるものの、性の対象や色恋は描かないんです
こちら側の感覚で性的な絵は描くんだけど、この世界ではあたりまえ(だって宇宙だから)
この世界観を読者に刷り込ませる力がスゲエんですよね
ここが面白い!
ムチャクチャな描き方や展開なんだけど、性を描かないなどの「秩序」があるのが林田作品の面白いところですね
アバキアンは永遠に警戒してますが、サンコが死ま田に「だいすき。」と言うシーンはかわいいですね〜
サンコも死ま田も、ドロヘドロの悪魔のように奔放なのがステキ♪
まとめ:「大ダーク」4巻の感想・見どころ【ネタバレ含】
以上、「大ダーク」4巻の感想でした
光核人間ラウンド1が終わり、次巻ではさらに強くなるのでしょうか
ダメ丸もいい感じでチームに馴染んできて、4人スクワッドが板についてきました
ゾーラーが気になりますね!
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