今回は、超人気ジャンプ漫画「僕のヒーローアカデミア」終章が始まった32巻の見どころや感想・内容をネタバレありで書きます
32巻をすでに読んでいる方や、さっとストーリーを知りたい方向けの内容になっているので、ぜひ最後まで見ていってください!
1人で抱え込むデク「僕のヒーローアカデミア」32巻のざっくりした内容(あらすじ)【ネタバレ】
32巻から終章がスタート、307〜318話が収録されました
おおまかな内容・あらすじとしては、
- 脱獄したマスキュラー(9巻で出てきた筋肉増強の個性を持つ敵)にデクが再勝利
- 同じく脱獄した元公安直属ヒーロー、レディ・ナガン(個性・ライフル)との遠距離戦にデクが勝利
- デクは人助けと脱獄囚退治を1人で進めながら、死柄木とAFOにつながる情報を探す
- 爆豪が脱獄ヴィランを倒し、疲弊して動けないデクを助けたところで終わる
こんな感じになります
学校のみんなの前に姿を表さなくなった黒いデクがひたすら1人で頑張る巻でした
それでは、見どころや感想に移ります!
ココが面白い!「僕のヒーローアカデミア」32巻の見どころ・感想【ネタバレ】
レディ・ナガンの過去が闇深すぎる
30代後半とは思えないかっこいい美しさを持つスナイパー・レディ・ナガン
個性を複数持つデクに対し、AFO(オール・フォー・ワン)を連想し、「闇が深ぇな」と言います
いや、あんたのほうが深いよ!
と思わず言ってしまいたくなるくらい、レディナガンの過去がエグすぎました
ヒーローの信頼を壊さないため、秘密裏に怪しい人物を殺してきたナガン
ハリボテの社会を維持するため、上からの命令に従い続けることに疲れてしまった過去があります
32巻にして超人社会の闇の深さが明らかになりました!
自分を尊敬する無垢な子どもと血塗られた手で握手できないシーンは印象的ですね
日本でも一時期話題になった「秘密保護法」がチラつきました
臭いものにフタを、という考えで葬られた善人はどれだけの数いたでしょうか?
過去シーンは短いながら、ヴィラン側になってしまったナガンの気持ちも共感できますよね!
死柄木も、69話でこう話していました
「法やルールってのはつまるところ個々人のモラルが前提だ、「するわけねえ」と思い込んでんのさ」
社会を維持するのは難しく、ヒーローという光をつくり出す闇を担ったナガンの消耗は必然です
闇の始末屋としてだけでなく、ヒーローとしての表の顔とのギャップにも苦しめられたのでしょう
こんな真面目なことを言ってなんですが、レディナガン、コスチュームがエロいですよね
タッパとケツがデカくてめちゃくちゃタイプです
一人で全てを背負い、追い詰められていくデク
全体として暗い巻でした!
デクが1人で抱え込む様子は見ていて辛いものがありましたね〜
ヴィランのような見た目になっています
1度目は食べていたオールマイトのトンカツ弁当も、2度目に差し入れられたときは蹴散らしてしまいました
この弁当一つとっても、だんだん追い詰められている様子が描かれていましたね
ただ救いなのは、ワン・フォー・オールの力を駆使できるようになっていること!
100%も擬似的に出せるようになっています
もうエンデヴァーは超えたんじゃないかってくらい強い
ちなみに、過去にもあったこのシーンは個人的に大好きでした笑
今のデクからのギャップもあって、可愛らしいですよねえええ
素敵な過去シーンだと思いました!
まとめ:「僕のヒーローアカデミア」32巻の感想・内容(あらすじ)【ネタバレ注意】
以上、「僕のヒーローアカデミア」32巻の感想でした
おふざけが少なく、真面目で暗い巻でしたね
仲間の存在が最後のページで見えたのもあり、次巻からは明るくなっていくと思われます!
終章がどんな展開になっていくのか!
プラスウルトラな面白さに期待♪
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