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「僕が僕であるためのパラダイムシフト」を躁うつの友達が読んだ感想&共感したところ

ヒューマンドラマ

「僕が僕であるためのパラダイムシフト」という鬱の経験をもとに描かれたエッセイ漫画を、双極性障害(躁うつ病)を患っている友達(20歳・女子大生)に読んでもらいました

そこで、友達の感想や共感していた部分を書いていきます

ちなみに、「躁うつ」は鬱とハイテンションな躁状態を繰り返す精神疾患です

この漫画の内容はざっとこんな感じ▼

20年の間、心療内科を転々として「鬱」に苦しんで来た作者が、「鬱」を擬人化し、その正体を探ることで自分を取り戻した経験を物語として描いたコミックエッセイ

詳しくはこちらでレビューしているのでぜひご覧ください

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漫画「僕が僕であるためのパラダイムシフト」で躁うつの友達が共感したところ、感想

感想を求めた理由は、その友達がどの部分に共感するのか、このエッセイの主人公との共通点はどこなのかを聞いたら、その方への理解が深まるのではないかと単純に思ったからです

誰に向けてという記事ではまったくなく、備忘録的になりますが、

友達の感想や共感など、言ってたこと・後日送ってもらった感想を載せていきますね

感想、共感した部分

  • 幼少期の描写を見て、主人公の男の子は私と同じ発達障害(ADHD・アスペルガー)も持っているような気がした
  • 横断歩道の白い部分を渡るのを楽しんでるシーンは同じ遊びをしていたのでわかる!

→アスペルガーは規則正しいものが好きで、ルールを見つけるのに夢中になる

  • 発達障害っぽさがあるシーンを描いたのは、発達障害の人は周りと比べて苦労することが多く、ストレスを抱えやすくてうつになる人が多いからじゃないかな
  • 発達障害特有の過集中はわかる

→私も寝ることも食べることも忘れてしまうくらい集中してしまう時があるよ

  • 私も頭に霧がかかったようになったり、不眠だけど、双極性障害で普通のときもあるので半年とかは共感できなかった

→うつ状態ほんとにしんどいからあれが続くのは耐えられないな…。想像するだけで死にたくなる

  • 「寝なきゃいーじゃん」ということではなく、寝れないと不眠+鬱症状でものすごいしんどい

→意識を手放したくて寝たい。のに寝れない…。

  • ぐっすり寝たことで世界が変わって見えたのはわかる!

→世界が色鮮やかに、キラキラして見えた。

→寝れたことにすごい感動する

  • うつ病は通院が大変。からだおもいし、医者に症状を説明するのも難しい

→予約入れたのにしんどくて行きたくないから「急用が入ってまして・・・」とか嘘ついて断ったりする

何回も断り続けるといきづらくなって違う病院に通いだしたりする笑

通院しないと治らないのに通院できない、ほんとに勘弁して〜

ちなみに、共感度の高い2つのシーンがこれでした

出典:僕が僕であるためのパラダイムシフト

出典:僕が僕であるためのパラダイムシフト

鬱の症状に関して、

  • 食欲はない、普段ならある食べ物を買う時のワクワクがなくて、選ぶのが難しい
  • 自分の普段興味があることが失われるから、服選ぶのとかも大変。ずっとパジャマで過ごしたい

→だらしない格好してても気にならないくらいしんどくて仕方ない

  • 判断力がなくなるから、うつ病の時に重要な選択をするのはダメ
  • 友達と遊ぶのも楽しくなくなった、1人でいたい
  • 簡単な動作が重労働になるのはわかる

→私は10日とかお風呂に入れなくなったよ。主人公はちゃんとお風呂入ってたし、バイトもしてたからすごく真面目な人なんだと思った

→真面目な人ほどうつ病になりやすい。うつ病は怠けじゃなくて病気なんや

  • やりたいこともやらなきゃいけないこともたくさんあるのに、何もできない「多くを布団の中で過ごす青年時代」は同じだった

→病気になってなかったらもっと青春を謳歌できてたのかな、いい大学に入れてたのかなって思うと悔しくなる。考えてもどうしようもないんだけどね

  • 「僕はうつ病のくせに人様とまともに付き合おうとしてます」という漫画内のことば←うつ病だと自己肯定感が低くなるのでわかる

読んでもらって筆者が思ったこと

鬱などの精神の障害や病気は、病名は同じでも人によって程度は大小様々なので、いろんな方法で時間をかけて理解していくしかありません

今回は友達のうつへの理解がほんの少し進んだので、読んでもらって収穫はあった気がしています

あと、思ったより「わかる!」があってよかったのは正直なところです

鬱の友達や身内がいる方が読むのはもちろん、大丈夫な様だったらその方に読んでもらって「ここはそう、ここは違う」と言ってもらうのにも適している漫画なのかも

「うつで読むのがしんどい」場合もあるので気軽におすすめはできませんが、理解への1つの方法だと思いました

まとめ:漫画「僕が僕であるためのパラダイムシフト」を躁うつの友達に読んでもらって共感したところや感想を聞いた

「大切なことは漫画から学んだ」というのはよく言われることですが、伝えやすさ、共感という意味でも漫画の力はかなり大きいです

うつは、人それぞれ症状が違うので、個人個人への理解が大切ですが、「うつ病は怠けじゃなくて病気」という前提への理解は多くの人が意外におろそかになっているなと思いました

ここまで読んでくださってありがとうございました!ではまた

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