今回は、ハガレンこと鋼の錬金術師が面白い理由を書いたレビュー記事です
まず最初に言っておくと、筆者は、今まで読んだマンガの中でもこの作品は5本の指に入るくらいハガレン大好きな男です
言わずもがなですが、全世界で6500万部以上売れている名作中の名作ですね
「鋼の錬金術師」は
・壮大な伏線が好きな方
には特におすすめの漫画となっています
ハガレンは、戦闘シーン・世界観・伏線・教訓どれをとっても素晴らしい漫画なので、見てない人も既に読んだ人も、ぜひ見てらっしゃい!
漫画「鋼の錬金術師」(ハガレン)が人気で面白い5つの理由【感想・評価レビュー】
「鋼の錬金術師」あらすじ
国家錬金術師に弱冠15歳で合格した少年、エドワード・エルリックとその弟、アルフォンス・エルリックが自分の体を取り戻すために旅をする。その道中、いろいろな街の問題を錬金術を使って解決していくうちに国の異変に気づいていく、、、
それでは、なんでいまだにこの漫画が愛されているのか、5つの理由に分けて筆者なりに解説してみます
理由1 世界観が絶妙
設定としては、産業革命後のヨーロッパ的な町並みと世界観
で「錬金術」を使うことができ、物と物を「等価交換」の原則をもとに、同じ質量で変化させられる
たくさんの科学的な論理を理解してないと使用することはできず、限られた人のみが使えるんです
錬金術は科学と同じ位置づけなのが面白いところ。(実際の世界では錬金術なんて非科学的って否定してますよね)
あくまでも科学的に戦ったり、問題を解決するので脳筋マンガではない
ファンタジーだけどちゃんと考えられているんです!
「感情」「国」「人種、宗教」「真理」など壮大なテーマに挑んでいるので、ある一個のテーマに沿って読んで見るのもおすすめ!
この漫画にハマる人は、まずこの錬金術が使える世界にワクワクすること間違いなし!
理由2 キャラクターが魅力的(特に敵)
キャラ、特に敵キャラに少年心くすぐる魅力があります
感情(7つの大罪)をテーマにした7体のホムンクルスを中心に、圧倒的な強さを持つ敵は、
もー、絶対勝てねえよぉ〜
ってなるヤツばっかり
それぞれに全く違う特徴があって、それがむっちゃかっこいいんです
でも、どこかその敵も人間味があって、ウィークポイントを持ってる
そりゃそうだよね、人間の感情をテーマに作られてんだから
人間らしい弱さも絶妙にどこかすこーしだけ、ある
だからどこか敵も憎めない
主人公の地に足ついた考え方や、普通の市民や軍人にも焦点が当たっているところもあり、バケモノはより化物らしく、人間はより人間らしく描かれていてのめり込めます
もちろん、主人公サイドも味と信念のあるキャラが多めです
ちなみに、筆者が一番好きなキャラクターは下の画像の左上にいるホーエンハイムというおっさん! ダンディすぎ
理由3 ダークファンタジーとしての一面
特に序盤、意外に暗い話が多いんです、この漫画は
- 死んだ母を蘇らせようとして片足片腕を失う主人公
- 小さい子供がキメラにされる人体実験
- 人を守るために軍に入ったのに人を殺す戦争に駆り立てられる兵
正直、「グサっ」ってきます
リアルじゃないシンプルな画風だからこそ、ファンタジー感を残しつつ、軍事国家として、現実としての残酷さも入れてくる
これ少年漫画かー、っていうほどダークです!
画風とユニークなシーンも多いので緩和されてる感はありますが笑
ただ、ダークファンタジーが好きなひねくれた筆者のような方はもうたまらんですね
少年漫画の中でも、人間ドラマを含めた深みが、この漫画の大きな人気の理由であることは間違いなしです!
理由4 粋なセリフや展開
ダークファンタジーのヒューマンドラマと関わってきますが、これはほんとに重要なところです!
粋なセリフやハリウッド映画さながらのかっこいい展開
あまりにも乙すぎる、、、いやあ、ほんとにかっこいい
地味で静かなかっこよさ、落ち着いたトーンでの名言が特に魅力的!
「ありえないなんてことはありえない」 グリード
久しぶりに読み返してみてもかっこよさにニヤけてしまうほど
名言の、玉手箱や〜〜〜と声を大にしていいたいくらい珠玉の名場面・名言が「鋼の錬金術師」にはたくさん詰まっています
ハガレンあるあるで、名言でフォント変わりがちというのもあるよ笑
理由5 国家の壮大な秘密(伏線)
最後は、国そのものの謎と計画
これは今書いてても思い出してトリハダがゾワ〜
敵キャラの目的が最後の最後までわからなく、伏線回収はお見事としか言いようがない
ジグソーパズルの最後のピースがハマったときの気持ちよさよ
7つの玉あつめる漫画とか、最初のほうが面白かったって言われる作品が多い中
最後になるほど面白いタイプの珍しい漫画!
これ以上言うことはできませんが、圧倒的な伏線の面白さはこの漫画の大きな魅力だと感じています!
アニメより漫画をおすすめしたい
アニメは2種類あって、始めに作られた方はストーリーも違うので論外ですが、絵がキレイな2つ目よりも、個人的には漫画のほうが絶対いいです!
アニメはポップなテイストなんですよね。
漫画のほうがダークで話の深みや重みが伝わってきます
おすすめのダークファンタジー漫画はこちらで厳選してまとめているのでぜひ見ていってください!
まとめ:漫画「鋼の錬金術師」(ハガレン)が面白い理由【感想・評価レビュー】
以上、ハガレンこと『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』について面白い理由を書かせていただきました。
実は、作者、荒川弘は女性の方なんです。少年漫画なのでちょっと驚き?でした
全27巻と短すぎず長すぎないボリュームとなっているので、長さもいい感じなのではないかと思います
オチもなるほど納得の面白いものなので、ぜひ最後まで読んでほしい作品です!
おすすめの完結漫画はこちらでまとめています
コメント
現実世界にもいるんだな、鋼の錬金術師。プロテリアル製のSLD-MAGIC知ってる?最近エンジンのピストンリングで出回ってるって某整備士が、言ってたけどコーティングレスなのに摩耗が圧倒的に抑えられているてよ。