田口翔太郎さんがマンガワンで連載していた漫画、『不死身のパイセン』は1巻完結のホラー漫画
↑背の高いほうが後輩で、低いほうがパイセンです!
田口先生のホラー漫画は『裏バイト』もそうですが、他の作品とは一味も二味も違う魅力があります
あらすじはこんな感じ
それでは、レビューの方にいきます!
1巻完結のおすすめホラー漫画「不死身のパイセン」のココがおもしろい!【感想レビュー】(ネタバレなし)
怪異がシンプルに怖い
まずはこれ!
怪異の特徴をまとめるとこんな感じ
- 怪異は一個の種類ではなく、毎回全く違うテイストのものが出てくるので飽きない
- 田口先生の特徴なのだが、絵の線がとにかく細かくてミョーなリアル感がある
- ビジュアルで勝負している
この3点が怖さを生み出しているかなーって印象です!
ページめくったらドーン系もあって怖さの方向性もいろいろですが、
怪異そのものはビジュアルで勝負してる感じです
ビビリな先輩と暴力で怪異と立ち向かう後輩
先輩と後輩2人のコントラストも個人的には最高です!
常識人でビビリな先輩と怪異に対して好戦的な後輩
後輩は怪異をボコボコにしようとします
なんで怪異に立ち向かうかなぁ、後輩よ
でもそれで先輩が助かってるのは事実、逃げるっていう選択肢はない笑
恐怖はなにを教えてくれるのか、ホラーの新しい切り口
これが個人的には一番面白い理由です!
ネタバレになるからあんまり言えないけど、この漫画は
恐怖≠悪いものとしているんです
恐怖は悪いものではなく、リアルと戦う試練なのだと
恐怖をここまで肯定するってなかなか他のホラー漫画はないなーって感じました
ただ怪異が怖いだけというわけではなく、未知への恐怖を善としています
どこか人間の弱さを象徴するようなテーマ性をホラー漫画で表現しているところが新しい
ただ怖いだけじゃないというところも魅力の1つです!
伏線回収力
「不死身のパイセン」は伏線の塊みたいな漫画です
途中から話が急展開するので、1話だけ読んで他の絵が怖いだけの他のホラー漫画と一緒にしないでほしい!
ホラーは「バン」ってだけの出オチ漫画になることが多いが、この漫画はキレが違う
正直、最後のおまけ(重要)まで読まないとまったく全体像がわからない
筆者は何回も読んだけどわからなくて、考察サイト巡回しまくったらやっと理解できました笑
マイナーだから記事数がすくない!理解したときの謎の達成感なんなのあれ
(一切ビビらない後輩、これも伏線かも )
まとめ:【1巻完結】新感覚ホラー漫画「不死身のパイセン」感想・レビュー(ネタバレなし)
以上、田口翔太郎さんの『不死身のパイセン』のおもしろポイントを解説させていただきました。
いや〜、1巻なのにこんなに頭悩ませるホラー漫画はない
とはいえ、ビジュアルインパクトだけでもかなりあるので、友達におすすめしたくなるタイプの漫画です!
『裏バイト』も現在激アツなのでそちらもよければそちらも読んで田口ワールドに浸かってください!
マイナーな完結名作が好きな方はこちらでまとめています
コメント